【週刊グランドスラム263】ショウワコーポ―ションは連覇に突き進む――第48回全日本クラブ野球選手権大会の出場チームがいよいよ出揃う
昨年のクラブ王者・ショウワコーポレーションは、今年も磐石の試合運びで全国の出場権を獲得した。 【写真=横尾弘一】
例年は中国一次予選を突破した3チーム、四国一次予選の勝者1チームでトーナメントを行ない、優勝チームに出場権が与えられているが、今年は一回戦が代表決定戦となる。ショウワコーポレーションが2年続けて出場権を得ている中、3年ぶりの出場を狙う松山フェニックス(愛媛県)をはじめ、他のチームにとっても全国へ駒を進める大きなチャンスだ。そんな緊張感ある対戦が、まずはショウワコーポレーションと福山ローズファイターズ(広島県)から始まった。
ショウワコーポレーションを倒すのは容易くないが、福山ローズファイターズも昨年の都市対抗広島県一次予選では、伯和ビクトリーズに勝って中国二次予選に進出している。南渕時高監督(元・オリックス)や山内和宏コーチ(元・中日)ら、プロ経験者の指導で着実に力をつけているのだ。しかし、ショウワコーポレーションの先発、昨年まで東北楽天でプレーしていた引地秀一郎を打ち崩すことができず、1点ずつ小刻みに奪われて0対4で惜敗。ショウワコーポレーションは、やはり昨年まで東北楽天に在籍した髙田萌生が最後を締めた。
8月10・11日の関東二次予選で16代表が出揃う
松山フェニックスも、力強い戦いぶりで3年ぶりの出場権を手にした。 【写真=横尾弘一】
【第48回全日本クラブ野球選手権大会関東二次予選組み合わせ】
【取材・文=横尾弘一】
【左=紙版表紙・右=電子版表紙】
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