8月3日、楽天モバイルパーク宮城で行われた東北楽天とオイシックス新潟のイースタン・リーグ公式戦第9回戦は、5対1で東北楽天が勝利した。

　東北楽天打線は、相手先発・目黒宏也投手の前に、初回から走者を出しながらもあと一本が出ず、3回まで無得点に終わる。それでも4回裏、先頭・伊藤裕季也選手が二塁打で出塁すると、ゴロの間に進塁。1死3塁から、安田悠馬選手の犠飛で1点を先制する。

　先発・ポンセ投手は初回、2連打で無死1、2塁のピンチを招くも、無失点で切り抜ける立ち上がり。以降も得点圏に走者を背負う場面がありながらも、要所を締める。6回表は3者連続三振に仕留め、6回を97球4安打3四球7奪三振無失点にまとめてマウンドを降りた。

　1点リードの7回表は、松井友飛投手が2死2塁のピンチを招いたが、後続を断つ。しかし8回表、宮森智志投手が1死1、2塁から適時打で同点に追い付かれてしまった。

　打線は直後の8回裏、2死から1、2塁とすると、入江大樹選手に3号3ランが飛び出し、勝ち越しに成功。なおも2死2塁の好機で、島内宏明選手に適時二塁打が生まれ、2点を追加する。4点リードの9回表は、西垣雅矢投手が3者凡退で締めて試合終了。5対1で勝利した東北楽天は、終盤に一時同点とされるも、直後の好機を逃さなかった。なお、島内選手が2安打をマークしている。

　 １２３４５６７８９ 計
Ｏ ０００００００１０ １
楽 ０００１０００４Ｘ ５

Ｏ 目黒宏也-●下川隼佑-内田健太
楽 ポンセ-松井友飛-○宮森智志-西垣雅矢