明治安田Ｊ３リーグは13日と14日に第21節の10試合が開催される。

首位の大宮はホームで讃岐と対戦。前節は沼津に敗れ、今季2敗目を喫した。今季最多の3点を許した守備の修正がテーマとなりそうだ。讃岐は琉球に敗れ、2連敗となった。得点力に課題を抱えるなか、秋田から加入した丹羽 詩温がチームに勢いをもたらせるか。

2位の沼津はアウェイで相模原と対戦。前節は首位の大宮を撃破し、勢いに乗る。ここ5試合で4得点を記録する津久井 匠海に今節も期待がかかる。相模原は岩手を下し、シュタルフ 悠紀体制下で初勝利を挙げた。殊勲の決勝点を記録した伊藤 恵亮が今節も結果を残せるか。

今治vs金沢は勝点33で並ぶ4位と3位の直接対決となる。今治は前節、福島を下し、2連勝を達成。2ゴールで勝利の立役者となった近藤 高虎が今節も輝きを放てるか。対する金沢は長野を下し、こちらも2連勝としている。新戦力の西谷 和希がチームにさらなる勢いをもたらせるか。前回対戦では今治が3-1で勝利を収めたが、果たして今回はいかなる決着を見るか。

5位のFC大阪は、アウェイで松本と対戦。前節は富山と引き分け、連勝はならなかった。エヴェルトン カネラら複数加わった新戦力の起用法がポイントになりそうだ。松本は八戸に敗れ、3試合勝利がない。チャンスを作りながらも無得点に終わった攻撃陣が意地を見せたいところだ。

八戸はホームに鳥取を迎える。前節は松本を下し、3連勝を達成した。2戦連発の妹尾 直哉が今節も結果を残せるか。鳥取は北九州に敗れ、9戦未勝利となった。複数失点が続く守備の修正が急務となる。

YS横浜はホームに福島を迎える。前節は奈良と引き分け、連勝はならなかった。ここ4試合で3得点を記録する菊谷 篤資が今節も重要な役割を担うだろう。福島は今治に敗れ、2連敗となった。2試合で5失点の守備組織を上手く立て直したい。

長野はホームで岩手と対戦。前節は金沢に敗れ、4戦未勝利となった。4試合で10失点を喫する守備面のテコ入れが求められそうだ。岩手は相模原に敗れ、3連敗となった。およそ1か月前の対戦で勝利を収めた相手を再び撃破し、好転のきっかけを見出したい。

富山vs琉球は勝点30で並ぶ7位と8位の対戦となる。富山は前節、FC大阪と引き分け、5戦負けなしながら2試合連続のドローとなった。堅い守りが備わる一方、2試合ゴールのない攻撃陣の奮起が求められる。対する琉球は讃岐を下し、連敗を3で食い止めた。値千金の決勝点を挙げた富所 悠に今節もかかる期待は大きい。

岐阜はホームに奈良を迎える。前節は宮崎を下し、天野 賢一暫定監督の下で初勝利を挙げた。今節はその試合で退場となった野澤 陸と石田 崚真の2人が出場停止となるだけに、代わってピッチに立つ選手が意地を見せたいところだ。奈良はYS横浜と引き分け、4戦未勝利となった。前節、ともにゴールを挙げ、勝利した前回対戦でも得点を記録した田村 亮介と岡田 優希の両翼のパフォーマンスが、今回もカギを握るだろう。

北九州はホームで宮崎と対戦。前節は鳥取を下し、今季初の連勝を達成。8戦負けなしと安定した戦いを続けている。好調を維持する永井 龍が今節も結果を残せるか。対する宮崎は岐阜に敗れ、2連敗。5戦未勝利と苦戦が続く。新戦力の渡邊 星来と江川 慶城が嫌な流れを断ち切る活躍を見せられるか。