「インサイドストーリー夏草の賦」 第4回 高松ボーイズ(愛媛県支部)〜シリーズ 選手権大会出場チーム紹介~
このシリーズでは開幕に先立ち、各地の予選を勝ち抜き選手権大会への出場を決めたチームのインサイドストーリーを紹介する。
題して夏草の賦(はなし)。
第4回は、昨年の選手権でベスト4、悲願の初優勝を目指す愛媛県支部代表の高松ボーイズ。
チーム初の春夏連続の全国出場。春1回戦敗退のリベンジを!
2年連続の選手権大会出場、春夏連続の全国大会出場を目指す高松ボーイズは、準決勝で松山ボーイズと対戦。
高松ボーイズと松山ボーイズは、この1年オープン戦や公式戦で何度もぶつかった、お互いに手の内を知り尽くした好敵手。
予想通り、この日も白熱した戦いとなった。
試合は初回からエンジン全開の高松ボーイズ打線が爆発。
先頭打者・住友輝人のスリーベースヒットを皮切りに、2番河野巧弥、5番高田昊のタイムリーで幸先よく2点を先取。
6回にも3点を追加した高松ボーイズ。守っても先発の大谷未士が7回途中まで得点を許さない圧巻のピッチングを披露。
5−0で勝利し、決勝へ駒を進めた。
同日行われた決勝戦の相手は、大洲ボーイズ。
初回に2点を先制した高松ボーイズは、好調の打線が決勝でも爆発、4回、5回と追加点を重ねる。
先発の高田昊が4イニングを無失点の力投。
その後は小刻みな継投で、7−1と快勝。
2年連続の選手権大会出場と春夏連続の全国大会出場を決めた。
優勝決定の瞬間!2年連続の選手権大会出場を決めた高松ボーイズ!! 【撮影:公益財団法人 日本少年野球連盟】
「凡事徹底」~当たり前の習慣化~
そして何でもない当たり前のことを徹底的に行う「凡事徹底」をモットーとしている。
選手が中学野球だけではなく、高校や大学など次のステージでも活躍できるよう、当たり前のことを意識せず習慣化できるよう指導しているという。
「高校や大学、次のステージで活躍する選手は『上手い選手』ではない。『強い選手』だ、自ら考えてプレーするように指導している」
と、富永勝平監督は話してくれた。
昨年の選手権大会ベスト4を超える「全国制覇」を目指し、富永の育てた「強い選手」たちが、支部予選で見せた勢いそのままに、夏の大阪に旋風を吹かしてくれるだろう。
※文中敬称略
(原稿:日本少年野球連盟 広報委員会)
「凡事徹底」をモットーに目指すは全国制覇! 【撮影:公益財団法人 日本少年野球連盟】
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第5回は7月18日(木)配信予定です。
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