セレッソ大阪【天皇杯 JFA 第104回全日本サッカー選手権大会 3回戦 C大阪vs.ヴァンフォーレ甲府】天皇杯、前々回大会王者との対戦。夏場の連戦、総力を発揮し、ラウンド16進出を目指す
【CEREZO OSAKA】
現在、リーグ戦では8戦負けなしと安定感を発揮し、勝点を積み重ねているセレッソだが、当然、天皇杯もタイトルを目指す重要な大会。明日の3回戦も、「一つでも上のステージに進むために、結果が全ての試合」(平野)になる。もっとも、アウェイという環境で相手のモチベーションも考えると、決して楽な試合にならないことは確か。「こういう試合で良くないパターンは、自分たちから崩れること。うまくいかない時間帯もあると思うので、そういうところでの修正力も必要」と平野は話す。90分の中で、しっかりゲームをコントロールすることが何より重要であり、訪れたチャンスをしっかり決め切り、相手の時間帯をしっかり耐える。そこから2点、3点と追加点を目指す。言葉にすれば簡単だが、実際にピッチで表現することは、そう容易いことではない。それでも、自身のパフォーマンスをしっかり発揮することがこの試合での勝利に直結し、今後のリーグ戦にもつながっていく。直近のリーグ戦から選手の入れ替えも予想される中、「少し試合から離れている選手もいるのですが、自分の立ち位置をしっかり勝ち取って欲しい。チームに勝利をもたらすことと、自己犠牲をしながらも、各自の良さを前面に出して欲しい」と小菊昭雄監督も期待を寄せる。どんな内容でも勝利することがこの試合の最大の目的だが、今後のリーグ戦へ向けた収穫も得たい一戦だ。
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(文=小田尚史)
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