「インサイドストーリー夏草の賦」 第3回 生駒ボーイズ(奈良県支部)〜シリーズ 選手権大会出場チーム紹介~
このシリーズでは開幕に先立ち、各地の予選を勝ち抜き選手権大会への出場を決めたチームのインサイドストーリーを紹介する。
題して夏草の賦(はなし)。
第3回は、「スターゼンカップ第54回日本少年野球春季全国大会」で惜しくも準優勝だった奈良県支部代表の生駒ボーイズ。
春季全国大会準Vの生駒ボーイズ 奈良県支部予選を制し選手権大会出場を決める
春季全国大会において、あと一歩のところで優勝を逃し悔しい思いをした生駒ボーイズ。
夏の選手権大会でその雪辱を晴らすため、並々ならぬ意気込みで決勝戦にのぞんだ。
対する橿原ボーイズも春季全国大会奈良県支部予選で敗戦したリベンジを果たすべく、相当な気合いで決勝戦をむかえていた。
互いの意地と意地がぶつかり合った試合は序盤から白熱した展開となった。
ゲームが動いたのは3回、生駒打線が火を吹き、大量4点を先制。
橿原ボーイズもその裏すぐに1点を返し反撃。
生駒ボーイズは4回に1点を追加、4点差のまま試合は終盤へ。
橿原ボーイズが6回、7回と反撃し、1点差に迫るも、最後は生駒ボーイズの神田舜人(かんだしゅんと)投手が気迫の投球でピンチを脱し、生駒ボーイズに春夏連続の歓喜をもたらした。
歓喜の生駒ボーイズ 【撮影:公益財団法人 日本少年野球連盟】
創設20周年の節目に春夏通算20回目の全国へ
さらに夏の奈良県支部予選で4年連続の優勝を果たす。
17期生から続く連続優勝記録も7回に伸ばし、チーム創設20周年の節目に春夏通算20回の優勝という金字塔を打ち立てた。
今春、僅か1点差で敗れた春日部ボーイズとの春季全国大会の決勝、全国制覇を目前にして届かなかった悔しさをバネに戦い、チームにとって歴史的な意味をもつ1勝を勝ち取った。
目指すはただ一つ、全国制覇。
本戦まで残り1ヶ月、春のリベンジを期して生駒ボーイズの挑戦がはじまる。
※文中敬称略
(原稿:日本少年野球連盟 広報委員会)
春夏通算20回目の全国へ 【撮影:公益財団法人 日本少年野球連盟】
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第4回は7月11日(木)配信予定です。
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