【U20世界選手権】日本、カナダに敗れ準優勝
日本は第1クオーターにK中勇大(関西学院高等部卒)がフィールドゴールを決めて3点を先制。しかし、第2クオーター序盤にカナダにTDパスを決められて逆転を許すと、後半はカナダに力強いランプレーで主導権を握られ、失点を重ねました。その後は後半序盤から出場したQB小林伸光(日本大学)のパスを中心に反撃しましたが、試合終了間際にWR高橋耀生(サンディエゴ大学)へのTDパスで6点を返すにとどまりました。
この試合の日本側の最優秀選手(MVP)にはDB東田隆太郎(関西学院大学)が選ばれました。
■試合結果(30日、決勝)
1Q 2Q 3Q 4Q 合計
日 本 3 0 0 6 9
カナダ 0 7 3 10 20
■試合後コメント
大橋誠監督 選手もコーチも本当によく頑張ってくれたが、詰め切れないところをきっちり詰めていかないと、こういう大会では勝ち切れないということがよく分かった。(QB菊地を先発させたのは)大きいプレーを狙うより、小さいプレーをしっかりつないでいくということでいうと、菊地の方が向いているのではということだった。久しぶりの国際大会で、選手たちは初めてという中でよくアジャストしてくれ、特に渡航後の成長度合いが素晴らしかったので、今後に向けて有意義な大会になったと思う。
東田隆太郎選手 ただ単に悔しい。守備は抑えたところもあったが、(相手のランプレーは)分かっていても止められなかった。自分よりフィジカルが強い相手と戦うことができたので、この1対1の強さを(自分の)チームにも共有し、次は(関西学院大学)ファイターズで日本一を目指せるようにやっていきたい。
カナダの選手を止める日本守備陣 【公益社団法人日本アメリカンフットボール協会】
過去最高の準優勝に輝いたU20日本代表 【公益社団法人日本アメリカンフットボール協会】
- 前へ
- 1
- 次へ
1/1ページ