6月30日、パ・リーグ球団主催のファーム公式戦4試合が行われる。

　タマホームスタジアム筑後では13時からウエスタン・リーグ公式戦、福岡ソフトバンク対オリックス12回戦が行われる。

【今季対戦成績】福岡ソフトバンク（2位）対オリックス（3位）4勝5敗2分

　福岡ソフトバンクは石川柊太投手が先発予定。前回登板（16日・阪神戦）では初回に満塁弾を浴び、5回4安打3四死球6奪三振4失点で敗戦投手となった。二軍で調整を重ね、早期の一軍復帰を目指す。オリックスでは、大里昂生選手に注目。今季は二軍で60試合に出場し、打率.265、出塁率.388の成績を残している。さらに数字を上げ、一軍昇格を勝ち取りたい。

　森林どりスタジアム泉では13時からイースタン・リーグ公式戦、東北楽天対埼玉西武13回戦が行われる。

【今季対戦成績】東北楽天（5位）対埼玉西武（2位）6勝5敗1分

　東北楽天の安田悠馬選手は前試合で「4番・捕手」として先発出場すると、一時勝ち越しとなる適時二塁打を放つなど2安打1打点をマークし、7試合連続出塁中だ。ファームでは今季ここまで打率.280、4本塁打、30打点と状態を上げているだけに、このまま好調を維持し、一軍の正捕手争いに割って入りたい。

　対する埼玉西武は蛭間拓哉選手に注目。「5番・右翼手」で先発出場した29日の試合では、3安打を放つ活躍を見せた。また、5月には一軍で4番に座るなど、首脳陣からも大きな期待を受けている。二軍でさらに打撃を磨き、再び一軍から声がかかるのを待つ。

　ファイターズ鎌ケ谷スタジアムでは13時からイースタン・リーグ公式戦、北海道日本ハム対東京ヤクルト13回戦が行われる。

【今季対戦成績】北海道日本ハム（1位）対東京ヤクルト（6位）5勝7敗

　北海道日本ハムは阪口樂選手に注目。「7番・一塁手」で先発出場した29日の試合では、2安打を放ち存在感を示した。また、今季ここまで打率.200だが、リーグ3位タイの7本塁打を放つなど、長打力をアピールしている。2年ぶりに一軍の舞台でプレーするべく、確実性をさらに上げていきたい。

　ロッテ浦和球場では13時からイースタン・リーグ公式戦、千葉ロッテ対オイシックス新潟14回戦が行われる。

【今季対戦成績】千葉ロッテ（7位）対オイシックス新潟（8位）7勝6敗

　千葉ロッテの池田来翔選手は、前試合ではチームで唯一の複数安打をマークした。今季は一軍15試合で打率.074と結果を残せなかったが、二軍で36試合に出場し、打率.296を記録している。このまま高い成績を維持して、再昇格の機会を待ちたい。