第3回 関東JUNKOオールスター大会が福島泉崎で開幕

全日本大学準硬式野球連盟
チーム・協会

【全日本大学準硬式野球連盟】

 体育会ナビカップ「関東JUNKOオールスター大会2024」が、6月28日に福島・泉崎村で開幕した。この大会は関東地区大学準硬式野球連盟の学生委員が企画・運営する学生による学生のための大会で、リーグ間を越えた交流と技術力向上を目指している。また、今大会は11月末に阪神甲子園球場にて決勝が開催される予定の第42回全日本大学9ブロック対抗準硬式野球大会の関東選抜の選考にも繋がる大会となる。

 初日となった28日は泉崎カントリービレッジへ各大学バスで移動をし、開会式と参加6チームによる抽選会が行われた。1日は3チームずつ2球場で予選リーグを行い、予選リーグAは東都選抜A、北関東選抜、六大学選抜が、予選リーグBは神奈川選抜、東都選抜B、新関東選抜という組み合わせに抽選会の結果なった。

 その後、関東地区大学準硬式野球連盟・山田善則理事長によるインティグリティ研修が行われた。大会運営に携わる学生委員一人一人の自己紹介から多様な人がいる中で組織として一つのものを作り上げていくインクルージョンや野球人として、大学生としてのインクルーシブについて山田理事長のお話から各チームの学生が考え、今大会について見直した。

 夕食後には、今大会だけに関わらず日頃から協賛をいただいている㈱ガーディアンシップをはじめとした企業によるキャリアガイダンスが行われ、就活についてのノウハウや準硬式のよさについて考える機会となった。

【概 要】
・大会名   体育会ナビカップ 関東JUNKOオールスター大会2024
・参加連盟 東京六大学連盟、東都大学連盟、神奈川大学連盟、北関東大学連盟、新関東大学連盟
・開会式  6月28日(金)
・大会   6月29(土)~30日(日)
・会場   福島県泉崎村・さつき公園第一、第二野球場
       〃 白河市・表郷天狗山球場  
・大会形式 3チームで2つの予選リーグを行い、1位同士が決勝で対戦
・協賛   ㈱ガーディアンシップ、㈱イソノ運動具店
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■大会レポートは主務兼選手の学生委員が執筆
 執筆させていただく中で私は学生委員として大会の運営にも携わり、またリーグ学生委員として主務及び選手としても今大会に参加している。学生が企画し、迎えた第3回大会を成功させるためには、選手が輝く姿だけでなく、それを支える学生委員の存在や地域の皆様のご尽力の面が欠かせないということを様々な立場から関わらせていただいている自分がこの3日間を通して伝えていきたいと思う。

(文╱埼玉大3年・山中達也=県川越)

挨拶をする関東連盟・池田有矢学生委員長(4年・早稲田大学=名東)。この大会へ多くの時間 を費やし、成功のための尽力してきた 【全日本大学準硬式野球連盟】

意気込みを語る各リーグの主将たち。関東5リーグが一堂に会し、交流を深める機会でもある 【全日本大学準硬式野球連盟】

企業の実話や大谷翔平選手の人柄について話し、時代を生きるインティグリティの重要性を説く 山田理事長 【全日本大学準硬式野球連盟】

抽選会の結果、六大学選抜は北関東選抜、東都選抜Aとの対戦が決定した。3連覇を狙う 【全日本大学準硬式野球連盟】

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著者プロフィール

準硬式野球は大学軟式野球競技として昭和20年代にスタートして以降、大学スポーツとして歴史を重ねてきました。2023年現在は約270校、約9400人が加盟。『学業とスポーツの両立』を体現するため、文系・理系・医歯薬系を問わず学生は活動しており、大学の講義・実験・実習を最優先にしてから本気で野球に取組んでおります。また、野球経験を問わず、未経験者、ソフトボール経験者、軟式経験者、女子選手などを積極的に受け入れ、ダイバーシティ・インクルージョンを実現しております。

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