【日本アマチュアゴルフ選手権】プレーオフ惜敗の山下勝将

日本ゴルフ協会(JGA)
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悔しさを噛み締めながらも涙は見せず

【ナショナルチームのチームメイトである岩井光太(日本大)がプレーオフのキャディをつとめた】

自身最後の日本アマチュアゴルフ選手権はプレーオフでの惜敗という悔しい結果に終わった山下勝将。
プレーオフ1ホール目は、しっかりバーディを決めて引き分けたものの、続く2ホール目でパーを逃して勝利を逸した。プレーオフ2ホール目のセカンドショットは残り185ヤード。6番アイアンで放たれたショットはグリーン右のカラーに止まった。残り15メートル以上あった3打目はパターを選択。
「ほぼグリーンだったので、ウェッジの選択肢はなかったですね」。

ピンまで上って下る難しいシチュエーションで、ピンを4メートルほどオーバーしてしまう。勝負事に“タラレバ”は禁句だが、カラーに止まった場所があと20センチ、いや30センチほど外側だったらウェッジの選択もあり、3打目の結果は変わっていたかもしれない。
「まずはプレーできたことは良かったと思っています。優勝を目指していたので、悔しいですね。まだ、このあとはプロテストの2次もあり、試合があるので」。勝ちたかった思いが強かっただけに、敗戦の弁は言葉少なかった。ただ、悔しさを噛み締めながら言葉を搾り出す姿は、山下がさらに強くなることを予感させるものだった。
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著者プロフィール

(公財)日本ゴルフ協会(JGA:JAPAN GOLF ASSOCIATION)は1924(大正13)年10月、神戸・根岸・東京・鳴尾・舞子・程ヶ谷・甲南の全国7クラブの代表により、創設された我が国のゴルフ界を代表する団体です。ゴルフ精神の正しい順守、ナショナルハンディキャップ制度の実施、公式競技の開催、ゴルフ・ルールとエチケットマナーの正しい普及などに努め、ゴルフの健全な発展と普及を図り社会に貢献して参ります。

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