前走から距離短縮と前走逃げ切りに注目! ラジオNIKKEI賞分析
上位5番人気以内で9勝、うち7勝は前走同クラス
6~9番人気馬は1勝のみだが、2・3着が各5回で複勝率では1~5番人気馬とそれほど差がない。こちらは前走条件戦で今回昇級戦となる組が好成績をあげている。なお、10番人気以下は2・3着1回ずつと厳しい。
前走同クラスで今回距離短縮組に注目!
前走逃げて勝利した馬をチェック!
前走2着以下では、前走3着馬の連対率・複勝率が25.0%と高く、出走数が多い前走6着以下も複勝率21%と巻き返す馬が目立つ。
勝ち馬はすべて中4~8週
【結論】
前走白百合Sを逃げ切ったミナデオロが一番手!
今回のラジオNIKKEI杯の注目馬は表5のとおり。
一番手で推奨したいのが前走白百合Sを逃げ切ったミナデオロ。前走は未勝利戦勝ちからの格上挑戦だったが、好スタートからハナに立って逃げ切った。逃げる形も合っているのだろう。前走逃げて1着、前走から中4週とこれまでのデータに合致しており、連勝での重賞初制覇も可能性十分だろう。
他では前走2400mの青葉賞で4着だったサトノシュトラーセ。小倉で1勝クラスを勝利しているように小回りでも問題ないタイプだ。シリウスコルトは前走皐月賞で14着大敗も、ハイペースで先行した同馬には厳しい展開だった。1走ごとに好走と凡走を繰り返すタイプで、今回は好走する順番。前走2000m組、前走2ケタ着順からの巻き返しも多く、注目しておきたい。
ライタープロフィール
ケンタロウ(けんたろう)
1978年6月、鹿児島県生まれ。早稲田大学社会科学部卒業。初めて買った馬券が大当たりし、それから競馬にのめり込むように。データでは、開催日の馬場やコース適性に注目している。好きなタイプは逃げか追い込み。馬券は1着にこだわった単勝、馬単派。料理研究家ではない。
- 前へ
- 1
- 次へ
1/1ページ