【BOATRACE】茅原悠紀がドリーム快勝! 峰竜太もパワー急上昇 尼崎SGグランドチャンピオン

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 ボートレース尼崎の「SG第34回グランドチャンピオン」は25日に、初日を開催した。ドリーム戦は、自身初のSGドリーム戦1号艇となった茅原悠紀(岡山出身・岡山支部36歳)【冒頭の写真】が向かい風3メートルのコンディションの中、コンマ09のスタートを決め1コースから逃げ切った。

 2着は4コースカドから差した池田浩二が、2マークで宮地元輝を回して差し、2周1マークでも迫ってきた毒島誠を差して決着。3着には毒島が入った。3連単は1-4-5で1890円の9番人気。

 幸先良く滑り出した茅原は「いつもどおり頑張りました(笑い)。スタートはもうちょっと行っているかと思っていました。とにかく1マークは初動が合ったことが大きいですね。コース幅が広いんで…。初日は(整備や調整を)何もしていません。前回の藤岡俊介さん(優勝)に絶大な信頼を置いているので」と、まずはホッとした様子だった。2日目は2R6号艇と8R4号艇。大崩れなく着をまとめれば、まずは準優へ視界が広がる。

 初日は1Rから向かい風が吹き、風速にして2~4メートル。逃げが9回とイン戦が決まりやすく、2着も3、4コースが多い尼崎らしいレース傾向だった。

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 連勝した選手はいなかったが、桑原悠(長崎出身・長崎支部37歳)【写真上】と羽野直也が2・1着。関浩哉が1・2着と活躍した。中でも桑原は最近2節で連続優出と一気に調子を上げてきた注目モーター8号機で、SGでもしっかり存在感を示した。初日4Rは5コースから狭い艇間をまくり差して2着に粘り込むと、後半9Rは、3コース菊地孝平のまくり差しを振り切って1コースからコンマ11で押し切り勝ち。9R後に「いいスタートを行けた。1マークは完全に差されていましたね。そこ(ターン後の足)は調整で良くなっています。もらった時は伸びに寄っていたと思っていましたが、いい具合に手前に持ってこれています」と上位クラスのパワーを自覚していた。2日目は10R3号艇で登場する。

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 この日は早々とセット交換(ピストン2個、ピストンリング4本、シリンダーケース)を施した選手が極めて異例の10人。峰竜太(佐賀出身・佐賀支部39歳)【写真上】もそのうちの1人で、かなりパワーアップしたといえる。初日は6Rで3コースから鋭角に差し切り、後半10Rは6コースからコンマ06のトップスタートで混戦を差して3着。前半レースを終えた峰は「まくり差しにいこうと思ったけど、辻栄蔵選手がまくったので全速差しにしました。体感はすごくいいですね。もうトップクラスまで仕上がっていると思います」とコメントも抜群。2日目は12Rの2号艇。ここでも舟券に絡み、オール3連対をキープするか。12Rのメンバーは次のとおり。

<尼崎 2日目 12R 予選>
1枠 桐生 順平(福島・埼玉)
2枠 峰  竜太(佐賀・佐賀)
3枠 宮之原輝紀(東京・東京)
4枠 田中信一郎(大阪・大阪)
5枠 平本 真之(愛知・愛知)
6枠 寺田  祥(山口・山口)
※()内は出身・支部の順

 初日ドリーム戦5着の桐生順平だが、気配に限れば着ほど負けた印象はない。ここは巻き返すレースで1コース速攻に集中する。相手はもちろん整備してモーターに手応え十分の峰竜太。2コース差しで逆転まで可能。好枠両者が中心だがもう1人、気になるのが平本真之。持ち味の的確なハンドリングで5コースを全く苦にしない。この食い込みに注目したい。

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