【日本アマチュアゴルフ選手権】いよいよ25日開幕!

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日本タイトルをかけた熱戦の舞台は廣野ゴルフ倶楽部

【優美さとダイナミックさを併せ持つ日本屈指の名コース「廣野ゴルフ倶楽部」】

2024年度(第108回)日本アマチュアゴルフ選手権が6月25日から4日間、兵庫県三木市の廣野ゴルフ倶楽部を舞台に、72ホール・ストロークプレーで行われる。
会場の廣野ゴルフ倶楽部は、日本のゴルフコースの礎を築いたC.H.アリソンの設計で1932年に開場。全体的にフラットなフェアウェイの中にも自然のうねりが採り入れられ優美さとダイナミックさを併せ持つ日本屈指の名コースとして知られている。
これまでに、日本アマチュアゴルフ選手権11回、日本オープンゴルフ選手権5回など数多くのナショナル選手権の舞台となっている。
今大会にはディフェンディングチャンピオンの中野麟太朗(早稲田大)、昨年の日本学生ゴルフ選手権優勝の小林匠(大阪学院大)、日本アマチュアランキング2位の本大志(JGAジュニア会員)、日本ミッドアマチュアゴルフ選手権5度優勝の豊島豊(東千葉)、各地区のアマチュアゴルフ選手権チャンピオンなど147名の選手が出場し、アマチュアゴルファー日本一の座を争う。

大会連覇を目指す中野は、会場の廣野ゴルフ倶楽部で3度練習ラウンドを行ったそうだが、いまだコースの攻略法をつかめないと、難コースへの警戒心を深めている。それでも、廣野ゴルフ倶楽部をプレーできるということへの楽しみが大きい。特に警戒するのは1番~9番ホール。パー5がなく、距離が長いパー4ホールが続く為、精神的にもきつく、その中でいかに耐えれるかが重要と分析する。
今大会は、飛距離を武器にする中野にとって大きなアドバンテージがある。しかしながらそれだけでは本選手権を制することはできないと中野は話す。
「飛距離だけではなく、ショット力など全てのスキルが必要になると思います。これまで1年やってきた全てのことが役に立つと思います」
前週中野が所属する早稲田大学が、61回を迎える全国大学ゴルフ対抗戦で創部以来初の優勝という快挙を成し遂げ、最高の状態で本選手権に乗り込んできた。
個人としての調子は、良くもなく悪くもなくという中野だが、ナショナルチームで学んだマネジメント力によって、調子が良くない中でもスコアを作ることができるようになったと自身の成長を感じている。
連覇を狙える中野だが、「準備はしてきたからやるべきことをやるだけ」と意気込みを話す。
ナショナルチームで学び、成長した姿を見せ連覇を成し遂げることができるか注目したい。

明日の第1ラウンドは、25日午前7時に第1組がティーオフする。
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著者プロフィール

(公財)日本ゴルフ協会(JGA:JAPAN GOLF ASSOCIATION)は1924(大正13)年10月、神戸・根岸・東京・鳴尾・舞子・程ヶ谷・甲南の全国7クラブの代表により、創設された我が国のゴルフ界を代表する団体です。ゴルフ精神の正しい順守、ナショナルハンディキャップ制度の実施、公式競技の開催、ゴルフ・ルールとエチケットマナーの正しい普及などに努め、ゴルフの健全な発展と普及を図り社会に貢献して参ります。

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