『SUPER Jr.』覇者・デスペラードが無秩序ジュニア王者のSHOと大舌戦!「このベルトを巻いてGLOBALに色をつけたいと思います」復帰のSANADAが王座奪取を宣言!王者・フィンレーは『NJC』のリベンジに闘志を燃やす!【6.14公開調印式】

チーム・協会

【新日本プロレスリング株式会社】

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6月14日(金)18時45分~北海道立総合体育センター 北海きたえーる 2階大研修室・講堂にて、『NEW JAPAN SOUL 2024』6.16札幌大会で行われるIWGPジュニアヘビー級選手権とIWGP GLOBALヘビー級選手権の公開調印式が実施された。

■『NEW JAPAN SOUL 2024』
6月16日 (日) 12:30開場 14:00開始
北海道・北海道立総合体育センター 北海きたえーる
【再入場不可】
※チケットはプレイガイド各社にて大会当日15:00まで販売します
※会場の当日券売場では11:30より発売します

■IWGP GLOBALヘビー級選手権

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●(チャレンジャー)SANADA選手のコメント

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「皆さん、ご無沙汰しております。SANADAです。IWGP GLOBALのベルトは今年できたばっかりで、まだ歴史も浅いですし、色もついてないと思うんですけども、自分の中で色がついてないっていうところが魅力的で、ここは元IWGP 世界ヘビー級チャンピオンのSANADAが、このベルトを巻いてGLOBALに色をつけたいと思います」

●(チャンピオン)デビッド・フィンレー選手のコメント

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「約1年半前、俺とSANADAは2人揃って、各ユニットのリーダーであるとともに、自分たちの強さを見せつけ、このプロレスという業界で変化をもたらすべきだと考え、闘うことになったと思うし、そしてトップを目指してきた。ただ、『NEW JAPAN CUP』でSANADAが勝利をあげトップに君臨して、これから何かを変えていくのかなと期待をしていたが、実際に何を変えたのか。おまえはここに何をもたらしたのか。

逆に俺はユニットのリブランディングをはたし、BULLET CLUB WAR DOGSを結成し、そして自分のスキルを見せる、そしてドッグパウンドケージマッチを作り、自分たちのユニットの強さ、美しさ、そして意義を見せつけてきた。なのに、おまえは何も変わっていないじゃないか。

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だからこそ、今回この試合は俺たち2人、パーフェクトなマッチアップだと思う。トップに立とうと頑張りながら、ヒゲを剃って清潔感を出し、キレイなスーツを着てカッコよく頑張って、会社の言うことを聞いた。一方、俺にとってはBULLET CLUB WAR DOGSが自分を引っ張り上げてくれて、そして俺もアイツらを率いていくといううえで、最高の関係性を築き上げ、いまはトップに立っている。

そんな自分とおまえの闘い、これは男と男、ワンオンワン、そんな言葉ではシングルマッチでは語りきれないものである。とってもクリーンボーイなおまえ。でも俺は違う。これは自分の考えのもと、会社が何を求めるかではなく、本当に自分のやるべきことをやってきた。だからこそ、俺はキングとして君臨している。おまえとは闘うことで、おまえが偽物であるということを知らしめてやるよ」

■質疑応答 ――現在のコンディション含めて、いきなりのタイトルマッチという部分はどのように捉えていますか?

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SANADA「2年前も眼下底、目の骨を骨折して復帰戦でタイトルマッチだったんですけども、復帰戦でチャンピオンになれるほど甘くないとその時に痛感したので……不安は正直あります。でもコンディションは休んだ分、最高級です」

――フィンレー選手がSANADA選手を挑戦者に指名したのは、昨年の『NEW JAPAN CUP』決勝戦での敗戦が要因ですか?

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フィンレー「いまで出た『NEW JAPAN CUP』から1年以上が経ち、約2年弱。まあ、片手ほど負けはしたが、その選手たちには絶対リベンジをはたしてきた。ただ唯一、リベンジをはたせていないのがSANADAだ。だからこそ、今回ここで闘うことで借りを返さなきゃいけないという想いがある」

――IWGP GLOBALヘビー級王者として、今後の防衛ロードはいかかですか?

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フィンレー「自分がいまこのベルトに対して持ってるビジョンはとてもシンプルだ。ただ、あらゆるベルトもそうだが、なくせば輝きも落ちる。だからこそ、このベルトを保持することが何よりも大事である。ただ、このベルトはまだ色がついてないという言葉もあったが、自分の指紋以外、ほとんどついていない状態だ。

一瞬、自分がベルトを手放すことはあったが、またすぐに戻って来て、いま俺が王者として君臨している。だからこそ、このベルトを保持し続け、ほかのベルトと同等の価値のあるものに俺が作り上げていく。これが何よりも大切なビジョンだと思ってる」

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■IWGPジュニアタッグ選手権

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●(チャレンジャー)エル・デスペラード選手のコメント

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えー、お疲れ様です。エル・デスペラードです。今回、まさか僕がSHOに対して、挑戦者という立場で対角線に立った……まさか僕が常に北海道ではチャンピオンだったんですよ。まあ、いろいろありまして、こういうカタチになりました。僕自身は、プロレスっていうのは……ルールがもちろんある。

けど、その中でグレーな部分がたくさんあるから面白いと思っています。そもそも反則が5秒までOKなんていうのは、他のどんなエンターテインメントを見たって、なかなか無いですからね。だからすべてを『反則は無効である』だとか……もちろん度を越したものであれば即、試合権利がなくなりますが、その隙間を縫って闘うのも、プロレスの面白さであり、醍醐味であり……なんでしょうね、それがあるからこそのプロレスだと思っています。

実際、いろんなタイプの選手がいるわけです。“尻が出たり”だとか。まあでも、実際に……もちろんいろんなファイトスタイルがあって、見ているお客さんが求める選手層は間違いないです。『とても強い者が見たい』、『華麗な空中殺法が見たい』、『とにかくゴツいストロングマンみたいなヤツが見たい』だとか……いろいろあると思います。

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そんな中で僕が求める選手層というのは、どんな選手ともすごい試合をして、最後には競り合って必ず勝てるヤツ。まあ必ずっていうと難しいんですよね、プロレスですから。勝ち負け必ずあるんで。その『誰とやってもすごい試合をするヤツ』、『結果勝つヤツ』、っていう人間の称号だと思っているんですね。このIWGPのベルトっていうのは。で、さっきのルールの話に戻るんですけど……あくまで、このIWGPジュニアのシングルのタイトルというのは、シングルマッチのタイトルなんで。

試合の度に人が増えるようなヤツが持っているべきではない、と思っているので。今回キッチリ獲り返して……自分の中に1人、やりたい対戦相手が決まっています。彼のこと……彼っていうのは次防衛戦でやりたい相手……一発目ですね。もちろんそのこと考えていて、ベルト獲れるのかって意見も必ずあるとは思いますよ。

でも実際……まあまさか(『BEST OF THE SUPER Jr.31』)決勝戦の翌日に自分の興行(DESPE-invitacional)になるとは思わなかったんですが。そこまで『SUPER Jr.』(の日程)が延びるとは思っていなかったので。でも、こういう言いかたするのは恥ずかしいんですが、自分がちゃんと成し遂げました。自分が今回のタイトルマッチを勝って、自分の中にいる、頭の中で思い描いている防衛戦の相手を試合後のリング上に引っ張り出そうと思っています。以上です」

●(チャンピオン)SHO選手のコメント

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「新日ジュニア史上、歴代で一番偉大なチャンピオンであり、『BEST OF THE SUPER Jr.30』、そして『BEST OF THE SUPER Jr.31』(※正しくはBOSJ32、33と思われる)、2連覇予定のSHOです。明後日、“金網が無いと試合が出来ない”そんな臆病なところが、ここに来ている北海道民と同じやなと思う。

まあ格が違うって。余裕で応援してその彼(デスペラード)がやりたがっている相手っていうのも、それも聞き出して、俺の代わりにそいつと防衛戦やっていいよ。今までもそうやし、これからもずっとな、コイツは俺に対するチャレンジャーままや、一生。まあ見とけ明後日。余裕で防衛戦してやらあ。ボコボコにしてやるわ。格が違うんだコノヤロー!」
――デスペラード選手に伺いたいのですが……。
デスペラード「(公式サイト担当、東京スポーツ記者を見ながら)いつもこの2人じゃん」

――『BEST OF THE SUPER Jr.』優勝から約5日しか経っていない状況ですが、この短期間のスパンでメインでタイトルマッチという部分についてはいかがですか?

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デスペラード「去年の一昨年のような気に狂った『SUPER Jr.』の日程でメインをばかばかやらされていた時に比べれば、全然気にならないです。ね、社長?あ、もう変わってんのか。ということで、実際プレッシャーがない期間というものが正直ないです。『SUPER Jr.』の今年の日程は素晴らしく、コンディションも整えながらできてはいました。

実際、精神的にもかなり安定していたので、それでもメインの数っていうのはそれだけ神経と脳みそをフル回転させないとできないので。でも、それをちゃんとやり切ったんで、もう『SUPER Jr.』優勝して5日ですか? 個人的には結構遥か昔ぐらいの感覚なんですけど、それくらい自分の中でちゃんとコンディションを整える時間が自分の中では取れてたと思ってます」

――先ほどのコメントの中で金網マッチについての言及はありませんでしたが、今回の金網戦はデスペラード選手の発案で決まりました。

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SHO「チャンピオンは俺やけど!なんであっちの意見を……。どんなルールでやったって余裕よ。見せたるよ。俺は何も怖くねーぞ!」

デスペラード「まあまあまあ、たしかにチャンピオンの時って何を言ったって全然相手してもらえないからな。ねえ、菅林さん?」

SHO「ウソ、ウソ……。でも俺が変えてやるからな。全部、チャンピオンがこれから権利をもたなな?」

――『SUPER Jr.』優勝をはたしたデスペラード選手というのは、最強の挑戦者だと思います。その中で、SHO選手は5勝4敗という結果に終わってしまったという部分も踏まえて、この試合ではたしたいという想いは強いですか?

SHO「優勝したところで俺を倒してねーからよ、優勝したってことじゃねーよ」
デスペラード「なんだおまえ、4回も負けてるのか?」

SHO「全勝しとるわ。誰がどう見ても全勝や。あれは公式にミスや」
デスペラード「また公式のミス」

SHO「よくあるミスや。俺は余裕で全勝しとるはずなのに。それなのにトロフィーがあっちにあるのはおかしいやろ? なあ、明後日よ、余裕でボコボコにしてトロフィーも優勝旗も全部、そしてこれからの新日ジュニアもな、全部俺のものにしてやるからな。格が違うんだよ、おまえ!」

――いまのコメントも含め、SHO選手の発言をどのように受け止めていますか?

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デスペラード「何を言うのも勝手だし、結構ボク個人として不快感というよりは面白いことを言ってるなぐらいの感覚ですね。べつにこれは俺が上から見てるとか、結果的に見てるとかそういうことではなくて、ボクの中にない発想なので、そういうことをバンバン別に価値観というものを投げてくれる彼っていうのは非常にありがたい存在ではありますが、そろそろうっとおしいなと思い始めたので、これで自分がちゃんと1対1でベルトを奪うことができれば、これ以上、彼も恥ずかしくなってものを喋ることができなくなるでしょうから、多少は静かになるんじゃないでしょうか」

――最後に両選手コメントはありますか?

SHO「俺は真っ白ですよ。白でもグレーでも俺らは真っ白く闘いますから」

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デスペラード「これに対して、俺が質問してもいいですか?」

――お願いします。

デスペラード「どういうことですか?」
SHO「なんかグレーがどうのとか、俺たちは真っ白だって言いたいんだよ」

デスペラード「ああ、ハイ。プロレスのルールはグレーなゾーンがあるから、そこを上手く使う方が楽しいのであって、俺たちはそのグレーなところを突き詰めて真っ黒なことをやってるわけじゃなくて、清廉潔白な真っ白いプロレスをやってるということをどの口で言ってんだ?」

SHO「そういうことや、おまえら! 説明ご苦労さん」

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著者プロフィール

1972年3月6日に創業者のアントニオ猪木が旗揚げ。「キング・オブ・スポーツ」を旗頭にストロングスタイルを掲げ、1980年代-1990年代と一大ブームを巻き起こして、数多くの名選手を輩出した。2010年代以降は、棚橋弘至、中邑真輔、オカダ・カズチカらの台頭で再び隆盛を迎えて、現在は日本だけでなく海外からも多くのファンの支持を集めている。

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