内藤「悔いのないよう全てを出し切ってください」ジェイク「私はこのチャンスを活かして、自分が成すべきこと、成し遂げたいことを実行するだけ」【6.15『ALL TOGETHER』前日会見】

チーム・協会

【新日本プロレスリング株式会社】

6月14日(金)18時45分~北海道立総合体育センター 北海きたえーる 2階大研修室・講堂にて、『ALL TOGETHER in SAPPORO ~能登半島復興支援チャリティ大会~』のメインイベントで行われるスペシャルシングルマッチ内藤哲也 vs ジェイク・リーの公開会見が実施された。

■『ALL TOGETHER in SAPPORO ~能登半島復興支援チャリティ大会~』
6月15日 (土) 15:30開場 17:00開始
北海道・北海道立総合体育センター 北海きたえーる
【再入場不可】
※チケットはプレイガイド各社にて大会当日18時00分まで販売します
※会場の当日券売場では14時30分より発売します

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●ジェイク・リー選手のコメント

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「はじめましての方もいらっしゃるんですかね? プロレスリング・ノアGood Looking Guysのリーダー、ジェイク・リーです。焦んな、みなさん! 焦らないで欲しい。そしてこの言葉はとても良い響きをする言葉だ。

何事も焦っちゃいけない。“焦りは禁物”っていう言葉があるくらいだから。みなさんは日本に住んでいるから、こんな言葉ぐらい知ってよな。だが焦ってはいけないが、危機感は持つべきだ。人間、誰しもがな。人生いつ何が起こるかわからないだろ? そうだろ? だったら自分が人生で何を成し遂げたいのか、常に意識するべきだ。私はこのチャンスを活かして、自分が成すべきことを、成し遂げたいことを実行するだけだ」

●内藤哲也選手のコメント

(※なかなか喋り出さない内藤に対し)ジェイク「お前少しは焦ろよ」

【新日本プロレスリング株式会社】

内藤「明日、行われる『ALL TOGETHER』。メインイベントでシングルマッチが行われるのは『ALL TOGETHER』史上、初めてらしいですね。その舞台に立てることをすごく嬉しく思いますよ。対戦相手はジェイク・リー選手。

噂によると、ジェイク・リー選手は北海道出身らしいですね。じゃあ、地元で大金星をあげられるよう、頑張ってくれよ。明日は能登半島復興支援大会。ここ北の大地から、能登半島の皆様へ“大合唱”という名のエールを送りましょうよ。カブロン!」

■質疑応答

――お2人に伺います。舌戦も繰り広げていますが、2度前哨戦で対戦しています。イチ選手としての印象はどうお持ちですか?

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ジェイク「どう思っているかって? 作り上げてきたモノはみなさん知ってのとおりだ。私だってそれは見ている。あのブーイングを食らう、あの日々の中からここまで這い上がったんだ。みなさんが手のひらを返してね。そんな中で、それをどう受け止めたかわからないけど。とんでもないメンタルの持ち主だ。そこらへんは尊敬に価する」

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内藤「尊敬しているんだってさ。しかも随分と俺のこと知っているようだね。もしかして、俺のファンなの?」

ジェイク「お前のファンのわけがないだろう」

内藤「もしかして本当はLOS INGOBERNABLES de JAPONに入りたかったんじゃないの?」

ジェイク「ロス・インゴなんたらこんたらっていうのは、俺からしたらどうでもういいんだよ」

【新日本プロレスリング株式会社】

内藤「まあ、リング上での佇まいもそうだし、この姿もそうですし、随分と堂々としているなと。それだけのモノをここ数年で築き上げてきたんだろうな、と思いますし、実際リング上で闘っても、その出た結果は偶然ではなく必然だったんだろうな、と思えるくらいの力強さだったり。うーん……力強さはありますね。しかも雰囲気が何よりも良いなって、俺は思いますよ。

まあ彼が、俺の何が嫌いで、何が気に食わないのか、よくわかりませんが、明日俺に敗れ悔しい想いをしながら、また自分のホームリングに帰ってコツコツ、一歩ずつレスラーとしての実績を築き上げていって欲しいですね。そしてまたいつか、俺の目の前に現れる日を楽しみにしていますよ。まあ明日が一旦の区切りになると思うので、悔いのないようすべてを出し切ってください」

ジェイク「言ったなコノヤロー!」

――内藤選手に伺います。戦前からジェイク・リー選手に対し『行動を起こしてみろ』『発信をしてみろ』と挑発な発言されていましたが、ここまでのジェイク・リー選手の言動についてはどのように感じていますか?

内藤「やっているとは思いますよ。発信もしていると思います。ただ、足らないと思います。別に自分のことを、どうこういうつもりはないけど、俺以上にみんなに知られていないですからね、ジェイク・リー選手は。だからこそ、何度も何度も自分の主張であったり、今回のプロローグシーンなんかを発信する必要があったんじゃないかな? 

【新日本プロレスリング株式会社】

実際ここ(会場)にいる皆様、配信を観ている皆様、なぜここにジェイク・リー選手がいるのか、あまりわかっていない人も多いんじゃないですか? なんでここにいるのか。なんで内藤哲也の目の前に立っているのか。わからない目で、明日試合を観てもそれはたぶん楽しめないと思いますよ。

まあ、楽しめたとしても、それは5割~6割であって。100%楽しむためにはなんでここに来たのか、なんで俺の前に立っているかをわかった上で観てもらうことこそ、お客さんに楽しんでもらう方法だと思うので。その辺をもっと発信するべきだったんじゃないかなとは、俺は思いますけど」

ジェイク「おお、じゃあここからまた発信しようか?」

内藤「何を言うのかな? 生年月日を言うのかな?」

ジェイク「生年月日は1989年1月19日」

内藤「出身小学校は?」

ジェイク「出身の小学校は札幌市清田区にある朝鮮学校で12年間そこで過ごした」

内藤「アルバイトしたことは?」

ジェイク「もちろんある。こんなことを言うために俺はマイクを持っているんじゃない!」

内藤「何を言うためにマイクを持っているのかな?」

【新日本プロレスリング株式会社】

ジェイク「いいか! お前は『ジェイク・リーとは、なんぞや』というモノを常にお客様に問いかけて、そして私に問いかけて。なのに、なんでこんなことをするんだろう? もちろん、この大会を盛り上げるため。もちろん、それは一番だろうが。“よくもまあそんなことをやるな”と。ただな、そんなことやられれば、やられるほどイライラするんだ。わかるかい? 」

内藤「わからない。そんな時こそ、あの言葉だよ。わかるだろ?」

ジェイク「……おあとがよろしいようで」

――ジェイク・リー選手に伺います。内藤選手は先日の6.9大阪城ホール大会でIWGP世界ヘビー級王者ジョン・モクスリー選手に挑戦表明しました。ジェイク・リー選手とのシングルマッチを前に、別の獲物を追う内藤選手に関してはどう感じますか?

ジェイク「チャレンジすることは良いことだろ、別に。悪いことじゃない。ただ、求めすぎたら、どちらも手に入れることは出来ない。二兎を追う者はなんとやら、というヤツだ」

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著者プロフィール

1972年3月6日に創業者のアントニオ猪木が旗揚げ。「キング・オブ・スポーツ」を旗頭にストロングスタイルを掲げ、1980年代-1990年代と一大ブームを巻き起こして、数多くの名選手を輩出した。2010年代以降は、棚橋弘至、中邑真輔、オカダ・カズチカらの台頭で再び隆盛を迎えて、現在は日本だけでなく海外からも多くのファンの支持を集めている。

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