RCDマジョルカと清水エスパルスが提携契約を延長。相乗効果拡大へ協力関係をさらに2シーズン継続【RCDマジョルカ】

マジョルカ
チーム・協会

【@RCDMallorca】

RCDマジョルカとJ2リーグの清水エスパルスは業務提携契約を2シーズン延長し、静岡のIAI日本平スタジアムで調印式を実施した。両クラブは過去3シーズンにわたって提携関係にあり、今回の提携延長により両大陸における相乗効果を引き続き活用していくことが期待される。

RCDマジョルカは清水との合意を通して、サッカーが成長を続けるとともにリーガエスパニョーラへの関心も高まっている日本という国で、引き続きクラブのイメージを広めていくことができる。調印式にはキャプテンのアントニオ・ライージョとアブドン・プラッツ、およびビジネス部門CEOのアルフォンソ・ディアスがマジョルカ側の代表として、清水側の球団社長やその他の代表者らと共に出席した。

両クラブの合意に伴う重要なイベントのひとつとして、清水エスパルスの施設でクリニックも実施される。参加する子どもたちは、マジョルカのプロフェッショナルスタッフと日本のクラブによる一流の技術サポートを受けることができる。

近年、RCDマジョルカと清水の間では、日本人選手のトレーニングキャンプ参加が実施されてきた。つい1カ月前には郡司璃来選手がマジョルカのリザーブチームおよびユースチームでトレーニングに参加。過去には矢田龍之介選手と森重陽介選手も同様のキャンプを行った。

【@RCDMallorca】

マジョルカは昨季「グリコチャレンジツアー」にも参加した。2022/23シーズンのファーストユニフォーム発表はダニ・ロドリゲスを主役として日本で実施し、同遠征中にはディモニオも国立競技場で行われたジェフ千葉戦にサプライズ登場してファンを楽しませた。

「清水エスパルスと社長とスタッフ全員に歓迎していただき感謝しています。とても有益な一日でした。我々にとって非常に有益な国際合意です。我々は数年前から日本で成長を続けてきました。関係を延長することで相乗効果を高め、素晴らしい文化を持つこの国で我々のクラブを知ってもらうことができます」と、マジョルカのビジネス部門CEOアルフォンソ・ディアスは語った。

「世界で最も重要なプロサッカーリーグのひとつであるラ・リーガのクラブとのパートナーシップを継続できることは光栄です。私たちの目標は、Jリーグを代表するクラブになるために様々な技術を学び、ファンに愛されるクラブ運営をさらに向上させることです」と、清水の山室晋也社長はコメントしている。
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著者プロフィール

RCDマジョルカはスペイン・バレアレス諸島州パルマ・デ・マヨルカに本拠地を置くサッカークラブで、1916年に設立されました。バレアレス諸島に本拠地を置くサッカークラブの中ではもっとも歴史が古いクラブとして知られています。19/20シーズン、そして21/22シーズンには日本代表の久保建英選手がプレーしています。

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