セレッソ大阪【YBCルヴァンカップ 1stラウンド 2回戦 C大阪vs.町田】最後まで逆転目指して戦うも、第2戦もドローで終了。プライムラウンド進出ならず
【CEREZO OSAKA】
無失点で進めつつ、1点1点と積み重ねていきたい試合だったが、開始4分、CKでの相手のサインプレーから失点。第1戦でも決められたナ サンホに再びネットを揺らされた。セレッソもレオ セアラやヴィトール ブエノがシュートを狙ってゴールを脅かすが、21分、またしてもCKから失点。これで90分での勝ち上がりには5点、延長戦に持ち込むためにも4点が必要になった。ただし、「最初に2失点して、全体的に落ち込んだこともありましたが、すぐみんなも開き直って、攻撃的なサッカーができました」と奥田勇斗も試合後に振り返ったように、ボール保持で足元と背後を使い分けて反撃に出ると、26分にオウンゴールを誘発して1点を返す。GKキム ジンヒョンのキックに対し、相手DFを背負いながらセアラが落とすと、ブエノを経由し、ルーカス フェルナンデスのパスに再びセアラが反応。対応した相手DFのクリアがゴールに向かった。士気が高まったセレッソは10分後にも2点目を決める。カピシャーバが高い位置でボールを奪い、ショートカウンターを発動させると、セアラ、フェルナンデス、奥田とつないで相手ゴールに迫り、最後はブエノの鮮やかなワンタッチパスから背後を取った上門知樹が冷静に沈めた。この試合では、守備時はボランチ、攻撃時は高い位置を取って前線まで飛び出していた背番号7。嬉しい今季初ゴールで反撃の機運はさらに高まった。前半はこのまま2-2で終わったが、「良い形でボールを持って、仕掛けることが出来た」と手応えを口にしたブエノを中心に前半で追い付けたことで、後半へ向けての期待感も高まった。
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フェルナンデスのパスにうまく合わせ、強烈な弾道を枠に飛ばしたが、惜しくもGKに防がれた。ここで得たCKからもチャンス。フェルナンデスのキックにセアラが競って、ファーで受けたブエノがシュート。ただし、ここは相手DFのブロックに遭った。64分には、ブエノと上門に代わって清武弘嗣と北野颯太がピッチに入る。
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(文=小田尚史)
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