セレッソ大阪【YBCルヴァンカップ プレーオフラウンド 第2戦 C大阪vs.町田】まだ決着は付いていない。敵地で2点差をひっくり返し、プライムラウンド進出を目指す
【CEREZO OSAKA】
ホームでの第1戦は、前半6分、ジョルディ クルークスの鮮やかなミドルシュートで先制に成功したが、後半にPKを与えて追い付かれると、1分後に逆転ゴールを許し、終了間際にも3失点目。スコア的にも内容的にも厳しい敗戦となった。もっとも、「1発勝負だったら今日で敗退ですが、幸いにもすぐアウェイで試合がありますので、シンプルにやり返すだけ」と試合後に小菊昭雄監督も話したように、プレーオフラウンドとしての決着は付いていない。“前半”が終わっただけであり、“後半”でひっくり返すことは十分に可能だ。「自分たちも3点取れるポテンシャルはある」(舩木翔)ことを信じて第2戦に臨みたい。もっとも、内容的には教訓にしないといけないことも多かったことは事実。守備面では、1失点目につながったロングボールへの対応、2失点目につながった攻から守への切り替え、3失点目につながった背後への対応など課題が残り、いずれも町田のストロングポイントを存分に生かされた形となった。勝ち上がりへ向けては複数得点が必要になる第2戦だが、町田はこちらが前に出たところをカウンターで仕留めることを狙ってくると思われるだけに、意識を攻撃に傾けるだけではなく、守備面での細かな部分も徹底しなければならない。選手個々へ目を向けても、両サイドのナ サンホやバスケス バイロンの突破力、さらにはエリキのスピードなど、実際に対戦することで体感したことを、第2戦では生かしたい。
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(文=小田尚史)
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