東海大学柔道部が2024パリ五輪に向けた「学内壮行会」を開催

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壮行会の様子 【東海大学新聞】

柔道部が6月3日に、「学内壮行会」を開催した。7月末から8月にかけて開催されるパリ五輪の柔道代表に選出された東海大学柔道部関係者を激励するもので、日本代表で男子60kg級・永山竜樹選手(2018年度卒・SBC湘南美容クリニック)、男子73kg級・橋本壮一選手(同13年度卒・パーク24)、男子90kg級・村尾三四郎選手(同22年度卒・ジャパンエレベーターサービス)、男子100kg級・ウルフアロン選手(同17年度卒・パーク24)と、スペイン代表で女子70kg級・角田ロスタント愛選手(体育学部2年次生)が出席した。

永山選手、橋本選手、村尾選手、ウルフ選手、角田選手(左から) 【東海大学新聞】

約170名が参加した壮行会ではまず、今年度から柔道部の部長教員を務める松前義治講師(工学部)があいさつ。続いて司会が、出席した5名の代表選手と強化合宿のため欠席したベネズエラ代表の女子70kg級・エルビスマー・ロドリゲス選手(体育学部23年度卒)を紹介した。
永山選手は、「皆さんのおかげで最高の環境で柔道ができています。パリ五輪では人生のすべてを懸けて金メダルを獲りに行きます」と話し、日本柔道界では歴代最年長でパリ五輪に挑む橋本選手は、「32歳にしてようやくつかんだ初めての五輪代表です。感謝の気持ちを忘れず悔いのないよう戦いたい」とコメント。
村尾選手は、「小さいころから憧れていた五輪チャンピオンの座を手にするために、全力で戦います」と語り、21年の東京五輪金メダリストのウルフ選手は、「何が自分に必要なのか、残りの2カ月間で考えて過ごしていきたい。必ず2連覇します」と話した。
また、角田選手は「スペイン代表として出場しますが、東海大学柔道部の選手として戦ってきます」と語り、動画を通してあいさつしたエルビスマー選手は、今春卒業した武道学科での学びを振り返りながら、「日本人とベネズエラ人、スペイン人への応援をお願いします」と話した。
さらに、2019年度から本学柔道部で練習するアンリケ・バリオス選手も紹介された。

パリ五輪に向けて意気込みを語るウルフ選手 【東海大学新聞】

その後、現役部員から代表選手たちに花束が手渡され、祝辞では松前義昭理事長・学長が、「体調をしっかり管理して試合に臨み、東海魂を発揮してください」と激励。内海ホールディングス株式会社代表取締役社長の内海章雄氏からもエールが送られました。また、5月19日から24日まで開かれた「アブダビ世界選手権大会」に出場した柔道部関係者らの結果も報告されました。閉会のあいさつに立った男子柔道部の井上康生副監督(体育学部教授)は、「パリ五輪で選手の皆さんには自分自身のために、人生を懸けて戦ってきてほしいと思っています。これからの柔道界を背負う責任と、そのお世話になった方々へのお礼を含めて、本戦で精いっぱい暴れまわることを期待しています」と締めくくりました。

選手に激励する松前義昭理事長・学長(写真右) 【東海大学新聞】

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