【BOATRACE】埼玉の絶対エース強し! 桐生順平が地元周年連覇&4回目の制覇 G1戸田

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 ボートレース戸田では4日に「G1戸田プリムローズ開設68周年記念」(優勝賞金1200万円)の最終日が開催され、12Rで優勝戦が行われた。最終日は向かい風基調の1~4メートルと強弱のついた風、時折やんだり、追い方向にもなった一日だった。

 そんなコンディションの中で行われたファイナル12Rの優勝戦は向かい風4メートル。メンバーは1枠から桐生順平(福島出身・埼玉支部37歳)【写真3枚】、黒井達矢、茅原悠紀、前田将太、福来剛、関浩哉の6人。準優をただ1人1枠から逃げ切った地元のエース桐生が、予選2位からの優勝戦1枠発進。ファンからの舟券支持も絶大で、2連単は茅原への1-3が最終オッズ3.0倍だった。

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 レースは進入で動きを見せる艇もなく枠なりの3対3。スタートはスロー3艇が0台の飛び出し。トップタイミングは3コースの茅原でコンマ02と際(きわ)まで攻めるタイミングだったが、1コースの桐生もコンマ06と負けない踏み込み。1マークは1コース桐生に対して、茅原が全速レバーで握り込んだ、しかし桐生は、これにしっかり対処して先制ターン。旋回後期での進み具合も良く、バックでは力強く前へ出た。

 中・外から差し込んで桐生に迫る艇もなく、桐生はそのままうれしい優勝ゴールへ。後続は握った茅原が、内を突いてきた関を2マークで冷静に差し2着。3着は関。3連単は1-3-6で1490円、4番人気での決着だった。

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 ピットに上がってきた桐生は「いやー、良かったです。モーターも良かったし。ターンは60点でしたかね(苦笑),またこの後も頑張ります」とにこやかに語っていた。

 桐生は昨年の67周年大会に続いて周年連覇、地元周年はこれが4回目の制覇で、引退した池上裕次・元選手と並び最多タイ。G1戦は全国通算18回目の優勝。戸田では2014年の第1回ヤングダービーを含め、5回目のG1制覇。埼玉の絶対エースという印象を、より鮮明にする優勝劇だった。

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 桐生は優勝賞金1200万円を獲得。今年の獲得賞金を4782万5333円として、4位にまで浮上。ただ、4月の児島周年の準優フライングにより、F休みで7月のSGオーシャンカップは選出除外。G1準優勝戦Fでのペナルティーにより休み明け後の6カ月間はG1・G2を走るがことができないので、次走6月8日からの蒲郡周年が年内最後のG1戦となる。今年の賞金争いという意味では、次の蒲郡も大事な1戦となる。

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