宿敵レンジャーズを1-0で倒し、スコティッシュ・カップ2連覇|セルティックFC

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【©CelticFC】

途中出場イダの値千金決勝ゴール!今シーズンを二冠で締めくくる

2024年 5月25日(土)

グラスゴー、ハムデン・パーク

セルティック 1-0 レンジャーズ
(イダ 89’)

サッカーのコンペティションで世界で2番目に長い歴史を誇るスコティッシュ・カップ。前回王者のセルティックは聖地ハムデン・パークで永遠のライバル、レンジャーズFCと対戦した。

ロジャーズ監督は昨日に日本代表に招集された前田や旗手をスタメン起用。また、古橋もセンターフォワードで先発し、日本人3選手が伝統ある一戦に立つ。

7割近くポゼッションを記録したセルティックだったが、ゴールに繋がるような決定機はいまひとつ生まれない。41分には攻守に渡って貢献してきた主将マクレガーがファールで警告をもらうなど、不安な材料を抱えて前半を終えた。

スコアレスで迎えた後半、59分にコーナーキックからゴールネットを揺らされたが、VARチェックによりGKハートにキーパーチャージがあったとして、ゴールは取り消しに。セルティックは一命を取り留める。

1点がモノを言う我慢が試される試合展開の中、均衡が敗れたのは一瞬だった。89分、途中出場のベルナルドが相手のタックルをかわして前線にボールを運ぶと、バイタルエリアからミドルシュート。こちらは相手GKに弾かれたが、こぼれ球をイダが押し込みセルティックが待望の先制点を決めた。

途中出場の2選手の活躍で試合を動かした前回王者は、虎の子の1点を守り切り、見事スコティッシュ・カップ王者に輝いた。リーグ優勝との二冠を達成したセルティック、そして今シーズン限りで引退を発表したGKハートは無失点で勝利に貢献し、最高の形で自身のキャリアの幕を閉じている。
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著者プロフィール

セルティックFCは1887年に設立されたイギリス・スコットランドの名門サッカークラブで、グラスゴーに本拠地を構えます。世界的に有名なサッカークラブで、2005-06シーズンから2008-09シーズンまで中村俊輔選手が、2007-08シーズンから2009-10シーズンまで水野晃樹選手が所属していました。特に2006年11月、チャンピオンズ・リーグのマンチェスター・ユナイテッド戦で中村選手が決めたフリーキックは、現在でもファンの間で語り継がれています。

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