吉川桃-コースRで首位 1差2位に中山三奈

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吉川 桃 【Photo:Kenta Harada/Getty Images】

 JLPGAステップ・アップ・ツアー2024シーズン第6戦『地域みらいグル-プレディス佐嘉窓乃梅カップ』(賞金総額2,000万円、優勝賞金360万円)が5月23日、佐賀県武雄市・武雄ゴルフ倶楽部(6,385ヤード/パー72)で開幕。今回は10回目を迎えた節目の大会だ。

 この日はコンディションに恵まれ、好スコアが続出。65をマークした吉川桃が7アンダーで首位へ立った。1打差の6アンダー、2位は中山三奈。3位タイの5アンダーで木下彩常文恵高野あかりなど6人が続く、大混戦となった。地元で2週連続Vを狙う権藤可恋は4アンダー、9位タイ。
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吉川 桃(1位:-7)
 「コースマネジメント通りの、ショットが打てた。さらに、パッティングが良い感じで、最後の18番ではチップインバーディーのおまけまで…。コースレコードの7アンダーでプレーできたのですから、きょうは100点。昨年の大会は、ショットが荒れ気味。今季はジュニア時のスイングイメージ、リズムを参考にして調整している。これからフィーリングが良くなれば、もっとチャンスをつくることができるでしょう。もっと調子を上げて、最終日に優勝争いできるようにします」

中山 三奈 【Photo:Kenta Harada/Getty Images】

中山 三奈(2位:-6)
 「6アンダーでプレーできたのは本当に、久しぶり。グリーンを狙う、第2打がすごくいい。パーオンが17回。3年前、30歳の時、あと3年間は悔いなくプレーすると決心した。以来、メンタルトレーニングやフィジカルトレーニングなど、考えられる限りいろいろ取り組んで、やっと私のゴルフがわかるように…。だから今、一番楽しい。あと2日間も私らしく、プレーします」

高野 あかり 【Photo:Kenta Harada/Getty Images】

高野 あかり(3位タイ:-5)※2023年大会優勝
 「18番、難しいラインだったけど、ちょっとラッキーもあって、バーディーフィニッシュは気持ちがいい。去年の良いイメージでプレーできました。スコアも満足です。通常、あまりレイアップはしないけど、今回に限っては見た目よりも、マネジメントを重視。去年のことを思い出しながら、同じような攻めをしている。あしたの目標も5アンダーです」

桑山 紗月 【Photo:Kenta Harada/Getty Images】

桑山 紗月(3位タイ:-5)※2022年大会優勝
 「16、17番で連続バーディー。7アンダーまで伸ばしたい、と欲が出たら最終ホールでボギーを叩いた。詰めの甘さが出てしまったけど、第1日で良かったです。22年とは違い、コースはグリーンが変わった。また、私の飛距離が伸びている。今年は新たにスタイルを組み立て、試合へ臨んでいます。あしたも気持ちを一定に。穏やかにプレーします」

権藤 可恋 【Photo:Kenta Harada/Getty Images】

権藤 可恋(9位タイ:-4)※佐賀県出身
 「今週は自宅から通勤。前週、優勝を飾ったおかげでたくさんの応援が支えになっています。さらに、ボランティアさんが毎ホール、おめでとう-と声をかけていただいたこともうれしい。きょうは皆さんの声援を力に変えて、バーディーを積み重ねることができました。ありがとうございます。あすはムービングデー。冷静にゲームを組み立てることを第一にします」
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