早川隆久-太田光バッテリーは何が変わったのか。強気の投球に理由あり
乱調から一転、見事な完投勝利
5月3日の白星は、早川投手と太田選手の再出発の1勝だ。そこで今回は、4月までとそれ以降の試合で早川投手と太田選手のバッテリーがどのように変わったのかを分析していきたい。
速球中心の組み立てへの変化
苦しいカウントでこそ見せた攻める姿勢
直球の割合増加と併せて、苦しい状況下でこそ攻めのピッチングをできるようになったという点が、早川-太田バッテリーに見られた大きな変化といえそうだ。
5月3日、早川投手が最後に対峙した打者は田村龍弘選手だった。カウントは2ボール1ストライク。奇しくも打者有利のカウントだ。早川投手が投じた127球目はストレート。打球は力なくライトのグラブに収まり、マウンドでは大きな壁を乗り越えた早川投手と太田選手が抱き合っていた。
※文章、表中の数字はすべて2024年5月19日終了時点
文・データスタジアム
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