ボートレース鳴門(モーニング)のヴィーナスシリーズ（5月13日～18日開催）は14日、2日目が終了した。今井裕梨（群馬）が1･1･3･1着で予選首位を快走。予選2位に2･1･1･2着の水野望美（愛知）、予選3位に1･3･2着の松尾夏海（香川）がつけている。

　現時点での予選得点率上位18人は以下のとおり。

1位　今井　裕梨（群馬） 9.75
2位　水野　望美（愛知） 9.25
3位　松尾　夏海（香川） 9.00
4位　前原　　哉（岡山） 8.67
5位　山川美由紀（香川） 8.67
6位　中田　夕貴（埼玉） 8.00
7位　吉田　彩乃（静岡） 8.00★
8位　中澤　宏奈（東京） 7.67★
9位　小林　愛実（岡山） 7.67★
10位 平田さやか（東京） 7.00
11位 樋口由加里（岡山） 7.00
12位 茶谷　　桜（滋賀） 7.00★
13位 寺島　美里（東京） 6.75★
14位 渡邉真奈美（東京） 6.67★
15位 山本　梨菜（佐賀） 6.25★
16位 中里　優子（埼玉） 6.00
17位 本田　　愛（静岡） 6.00★
18位 孫崎　百世（滋賀） 6.00★
※()内は支部
※★は通算0Vの選手

　今節は出場メンバーのなかで優勝歴を持つ選手が15人だけ。通算0Vの選手が30人近くいる。現時点での予選得点率上位18人を見ても、半分の9人を0Vの選手が占めている状態。初Vを飾る選手が現れても不思議ではない今節だ。

　通算0V組のなかで予選最上位にいるのは吉田彩乃（静岡23歳・126期）【冒頭の写真】。1･3･2着のオール3連対で7位につけている。吉田はまだ優出もゼロで、準優出も1回だけ。今節は2022年7月の三国オールレディース以来となる久々の予選突破へチャンスだ。3日目は8R1号艇と12R4号艇で登場。ポイントを上積みしたい一日になる。

　初優出をめざす選手では小林愛実（岡山24歳・127期）【写真上】と本田愛（130期）も準優圏内にいる。

　小林は前々節の住之江ヴィーナスシリーズで予選9位に入る活躍を見せて自身2回目の準優出を果たしたばかり。近況着実に力をつけてきており、初優出もそう遠くなさそうな気配だ。

　小林は今節ここまで2･2･3着の予選9位で、3日目は2R6号艇と7R3号艇で登場。ちなみに小林はデビュー通算24勝をマークしているが、内訳は1コース7勝、2コース6勝、4コース7勝、5コース4勝。3コースと6コースは未勝利となっており、6号艇と3号艇で臨む3日目はまさに正念場の一日となりそうだ。

　本田は2日目5R、山崎小葉音の負傷欠場で5艇立てとなったなか、2コース抜きの1着を奪ってデビュー通算11勝目。1周2マークでイン先行した小林愛実に対して強烈なツケマイ(同体まくり)を決めて白星を飾り、軽快な舟足を見せている。4･1･4着で予選17位につけ、デビュー初準優出へ期待が高まってきた。3日目は6R2号艇と10R4号艇で登場する。

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