遠藤擁するリヴァプール相手に終盤の連続得点でドロー決着 | アストン・ヴィラ

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ヴィラが2点ビハインドから反撃し、3-3で勝ち点1を分け合う

【©️AstonVilla】

アストン・ヴィラがヴィラ・パークで終盤に劇的な逆転劇を見せ、途中出場のデュランが残り11分のところで2得点を挙げた。

先週のヨーロッパでの偉業を終えたウナイ・エメリ監督率いるホストチームは、勝利すればトップ4の座が確定し、UCLへの道が開かれる重要な一戦を迎えた。マルティネスがキーパーに戻り、負傷したモーガン・ロジャースに代わってユーリ・ティーレマンスが代役を務めた。

試合開始早々ペースを掴んだのはリヴァプール。2分、エリオットとサラーがワンツーを果たし、中央へのクロスをマルティネスがブロックするが、ボールをキャッチすることができず、自陣のネットに吸い込まれる。

先制を許したヴィラだったが、12分。中盤でボールを奪うと、マッギンがワトキンスへスルーパス。そこから左サイドの素晴らしいランニングでワトキンスはゴールラインまで運び、ペナルティエリア正面にボールを折り返すと、走り込んだティーレマンスがダイレクトシュート。すぐさまリヴァプールに追いつく。

同点ゴールで活気を取り戻したヴィラ・パークであったが、さらにリヴァプールが動く。ディアスがオーバーラップでゴメスにフィードを送り、彼の低いクロスでマルティネスがかわされると、ガクポに至近距離からゴールを決められてしまう。

【©️AstonVilla】

1点ビハインドで前半を折り返したヴィラだったが、後半も最初にゴールを決めたのはリヴァプール。

48分、左サイドのフリーキックから、ボールはDFを飛び越えて、ファーポストにいたクアンサーがヘディングシュートをゴール隅に突き刺す。

リヴァプールに2点リードされたヴィラであったが、85分。リヴァプール陣内深くでマック・アリスターからボールを奪うと、デュランがおよそ20メートルの距離からゴール下隅に見事なシュートを決めた。

そして88分。ハーフウェーラインでボールを受けたディアビがそのまま前線へ。ボックスの端からアリソンをかわしてスルーパスを放つと、それは意図しない形でデュランの膝に当たったが、ボールはネットに吸い込まれ、同点ゴールとなった。

そのまま試合は3-3で終了し、終盤に追いついたヴィラは勝ち点1を獲得。次節プレミアリーグ最終節は19日に行われ、アウェイでクリスタル・パレス対戦する。
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著者プロフィール

アストン・ヴィラFCは1874年に設立されたイングランド屈指の名門サッカークラブで、ウェスト・ミッドランズ州バーミンガムに本拠地を構えます。国内リーグとFAカップでそれぞれ7回の優勝を誇り、1981-82シーズンには欧州制覇も経験しています。また、イギリス王太子チャールズの長男ウイリアム王子がファンであることでも有名です。

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