さがけいばニュース!週末の佐賀競馬は佐賀スプリングカップ開催!
先週の佐賀競馬
11日(土)は曇・良馬場での開催となりましたが、12日(日)は朝から終始雨が降り続いて水が浮くバシャバシャの不良馬場での開催となりました。
そうなると佐賀コースでは先行馬が有利になる傾向ですが、当日に限ってはそうとは限りませんでした。序盤から先行争いが激しくなると、差し馬が一気に差し切ったりと後方からの馬にもチャンスがある馬場状況で、今週3日間では3連単の万馬券が7レースもあり最も多い日でした。
1日を通して展開が左右する難解なレースが多かったと言えるでしょう。
当日のメイン競走は第6レースの若葉特別でした。好スタートを決めたエイシングリュック(4番人気・金山昇馬騎手騎乗)がマイペースの逃げから押し切って1分54秒6の勝ちタイムで通算5勝目を飾りました。
後方からレースを進めたマイネルデステリョ(2番人気・川島拓騎手騎乗)が0秒3差に詰め寄り2着、2番手を追走していたサンライズハイアー(5番人気・石川慎将騎手騎乗)が渋太く粘り切り3着に入線しました。休養明けで実戦から遠ざかっていたミヤノウッドリー(1番人気・東眞市厩舎)は7着となり、メイン競走も3連単は1万2280円と波乱が起こったレースとなりました。
今週の佐賀競馬
18日(土)には今季初となる2歳新馬戦が実施される予定で、本年も将来性が豊かな若駒たちが揃っていますのでぜひご注目ください。当日のメイン競走は第4レースの『佐賀スプリングダッシュ A1・A2 距離900m』です。4連勝中で距離実績もあるオールスマートと、ロトヴィグラスがスプリント戦を得意としていますし、実績からもこの2頭が人気を集めそうですが、他にも好調馬が多数揃っていて楽しみな1戦と言えそうです。
19日(日)のメイン競走は『エフエム佐賀杯 第7回 佐賀スプリングカップ サラ系3歳以上オープン 距離1800m』です。昨年は圧倒的1番人気に支持されたリュウノシンゲンが見事に優勝しましたが、今年は力接近戦で有力どころにはどの馬にもチャンスがありそうなメンバー構成となっています。
その中でも素晴らしい追い上げを見せて高千穂峰特別を快勝したサトノディードが実績からも上位有力候補と言えそうです。アエノブライアンも移籍初戦は先行勢が苦戦する急流でも渋太く粘って2着と好戦していましたし負けて強しの内容でした。コース2度目なら展開ひとつで差のない勝負しても不思議ありません。
佐賀で初めて中距離戦を使うリーチも距離実績はありますし軽視はできない存在です。名古屋遠征後になりますがヒストリーメイカーも出走予定で、佐賀の中距離戦トップクラスの馬たちが顔を揃えました。週末の佐賀競馬場付近の天候は晴予報で気温も30度近くまで上がる見込みで夏日となりそうです。
先週は外回りの差しもしっかりと届いていましたし、馬場にも変化が出てきている印象でした。今週も内回り有利か、外回りが有利かを見極める必要がありそうです。
兵庫競馬所属 「長尾 翼玖(ながお たすく)騎手」 が令和6年5月12日~令和6年6月3日まで期間限定騎乗!
園田競馬場で2021年4月13日にデビューして、今年で2年目を迎える22歳の若手ジョッキー。6月3日まで佐賀競馬場で騎乗しますので、今週も応援よろしくお願いします。
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