【試合結果】第72回黒鷲旗 全日本男女選抜バレーボール大会 準々決勝 VS 北海道イエロースターズ

パナソニック パンサーズ
チーム・協会

ストレートで勝利して準決勝進出

デュースの接戦を制して喜ぶパンサーズ 【Panasonic PANTHERS】

スターティングメンバー 【Panasonic PANTHERS】

第72回黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会の準々決勝が5月4日(土)にAsueアリーナ大阪(大阪府大阪市)で開催され、パナソニック パンサーズ(以下、パンサーズ)は北海道イエロースターズと対戦した。

【第1セット】
セッターに深津、オポジットには西山が起用された。序盤は相手のブロックに捕まり4点差を追いかける展開となるが集中力を切らさず得点に繋げると、垂水が鋭いスパイクで得点をあげてチームに勢いをもたらした。続いて西山も高い打点からのスパイクを決めて10-10の同点に追いつくと、サーブで相手を崩して13-12の逆転に成功する。さらに深津がブロックを決めて2点差のリードを奪うと、永野の好レシーブから長いラリーを制してリズムを掴んでいった。西山のブロックが決まり20-16で終盤を迎えると最後まで落ち着いてプレーして25-20でセットを先取した。

【第2セット】
序盤は西山のサーブなどで4-1のリードを奪いパンサーズペースの展開を作ると、ディフェンスから仲本が華麗なブロックアウトを連続で決めて7-3となり優位に試合を運んだ。深津のサービスエースで12-6としてテクニカルタイムアウトを迎えると、パンサーズは攻撃の手を緩めることなくクイックを絡めたコンビバレーを展開。終盤を20-14で迎えてからは、相手に得点をされながらも連続失点を最小限に抑え、垂水が難しいトスをしっかり得点にして25-20でセットを連取した。

【第3セット】
序盤からお互いに点の取り合いとなり、パンサーズは西山を中心に攻撃を展開していった。しかし相手の徹底したブロックと攻めるサーブにリズムを崩して6-9で3点差を追いかける状況となる。その後、西川のブロックや垂水のサービスエースで連続得点を決めて10-12でテクニカルタイムアウトとなる。サーブからじわじわとプレッシャーをかけていって15-15の同点に追いつく。ここから垂水、西川、深津がブロックで得点を決めて勢いを呼び込むと、西川がサービスエースを決めて21-19とリードする。終盤に再び22-23で逆転を許すも兒玉が鋭いクイックで悪い流れを断ち切り、プレッシャーのかかる場面で垂水がブロックを決めて26-25で逆転、最後も西川がブロックを決めて28-26でデュースの接戦を制し、ストレート勝ちで準決勝への進出を決めた。

明日5/5の決勝トーナメント準決勝は、ジェイテクトSTINGSとAsueアリーナ大阪(大阪府大阪市)で対戦する。

〇試合後ティリ監督のコメント
素晴らしい試合でした。
選手は試合ごとに上手くなってるので、それを見るのがとても嬉しいです。
北海道イエロースターズは非常に良いプレーを続けたのでタフな試合でしたが、私たちはしっかり準備して戦うことができたと思います。
次はジェイテクトSTINGS戦なので、良い結果を出せるように全力を尽くします。
応援よろしくお願いいたします。

〇試合後垂水選手のコメント
決勝トーナメントの初戦ということで、チームとしてうまくいった部分とうまくいかなかった部分がありました。
試合の終盤では自分たちのブロックとディフェンスから流れを掴むことができましたし、相手のクイックとパイプの攻撃に対応するのに時間がかかりましたが対処することができたので非常に大きい勝利だと思います。
相手の強いサーブに対しても二段トスでうまく対応することができましたし、そういった一つ一つの積み重ねが勝因だと感じました。
今日もたくさんの応援ありがとうございました!

トスだけでなくディフェンスでも貢献したセッターの深津英臣選手 【Panasonic PANTHERS】

スパイクを放つ兒玉康成選手 【Panasonic PANTHERS】

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著者プロフィール

1951年創部され、これまでにリーグ2連覇(Vリーグ/V・プレミアリーグ/日本リーグ)や天皇杯・黒鷲旗大会を含めた史上初の国内タイトル3冠を3度達成している歴史と伝統があるバレーボールクラブです。 また、これまで多数の日本代表選手を輩出し、現在も数名の日本代表選手が所属しています。 「スポーツの文化の輪を広げ、創造する」「多くの人と感動・喜び・夢を分かち合う」「地域交流を深め、より良い社会の実現に貢献する」をミッションに掲げ、日々成長するクラブを目指しています。

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