【BOATRACE】江戸川の予選トップは麻生慎介! 21歳・若林樹蘭も大活躍

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 ボートレース江戸川では「自転車のまち稲城杯・第48回サンケイスポーツ杯」の予選ラスト・4日目が23日に行われた。僅差のポイント争いを制して得点率トップを守ったのは麻生慎介(広島支部39歳)【冒頭の写真】。5枠と2枠の2走を2、3着にまとめて準優12R1枠の椅子を手にした。

 準優2個レースのメンバーは次のとおり。3着までが優出できる。

<江戸川 5日目 11R 準優勝戦>
1枠 若林 樹蘭 (東京支部)
2枠 長田 頼宗 (東京支部)
3枠 桑原 将光 (東京支部)
4枠 川上  剛 (福岡支部)
5枠 下河 雅史 (福岡支部)
6枠 小原 聡将 (東京支部)

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 得点率2位を獲得したのは地元気鋭、129期の若林樹蘭(東京支部21歳)【写真上】。3日目5位からの逆転劇で、準優11Rの1枠に乗り込む。この若林とタッグを組む36号機は、前操者の荒井輝年が優勝を果たした優秀機。「3日目後半のプロペラの感じが良くてそのままいったら、少し重さはあったけれど行き足は良くなってスタートが届くようになりました。エンジンはいいですよ。今回は優勝したいです!」とデビュー初優勝へ気合乗りも十分だ。

 今期(昨年11月~)の若林は現在6.06の勝率をマークしている。来期は初のA2級へ楽々の当確圏で、東都のホープといえる。ただ、このレース、2枠には東京屈指の実力者・長田頼宗がいて、3枠には『江戸川3割り増し』を標榜する水面巧者の桑原将光がいる。東京の支部長と副支部長が地元の若手に楽なイン逃げは許さずと構えている。

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 また、4枠の福岡支部長・川上剛(福岡支部42歳)【写真上】もモーターは強力。4日目11Rのイン逃げの後は「マイ過ぎてまだパワーを余してますわ。青プレート(2連対率40%以上のモーター)をなめてました。出足はずっといいけれど、直線はまだこさせられる。伸びシロしかない、人間と一緒ですわ~!」と朗らかに笑ってみせた。宣言どおりに直線系を更に上積みしてくるなら、スロー枠の東京勢の脅威となることは間違いない。

<江戸川 5日目 12R 準優勝戦>
1枠 麻生 慎介 (広島支部)
2枠 市川 哲也 (広島支部)
3枠 山崎 義明 (埼玉支部)
4枠 奥平 拓也 (東京支部)
5枠 木谷 賢太 (香川支部)
6枠 久永 祥平 (東京支部)

 準優12R1枠・麻生慎介のモーターの仕上がりはターン足系で、上位の一角。同じ広島支部の先輩・市川哲也が2コース。市川は機力的には中堅一杯だが、高い確率でスタートは決めてくるだけにむしろ麻生にとっては絶好のカベにも期待できる。麻生が有利な態勢から一気の逃げ切りか。順当ならトップ級のレース足を誇る山崎義明が相手となるが、パワー面で1人狙ってみたいのは久永祥平(東京支部29歳)【写真下】。

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 今節の久永はエース11号機とのタッグで、予選最後にして「仕上がりました。ターン足が良くなって、しっかり伸びてもくれました」と、4日目9Rは5コース急襲からの2着として満面の笑み。準優は大外枠とはなったが、パワーは間違いなくナンバーワンだ。現行機の使用は今節が最後。1年間頑張り続けたエース11号機を、最後もファイナルの華舞台へと導いてみせるか。
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