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すでに横浜BUNTAIも来訪済み！B推し活まっしぐらの母が教えてくれたこと【B MY HERO!】

B MY HERO! 特派員 2024年4月23日 11:00

チーム・協会

初の横浜BUNTAI。大画面と音響の良さ、黒を基調としたシャープな雰囲気がライブ空間にいるよう【(C) Kii】

　こんにちは！　B MY HERO!特派員のKii（きぃ）です。

　今シーズンは仕事の都合で、遠征に行く機会や大好きな写真を投稿する機会がやや減ってしまったものの、例年と変わらず、各チームの動向やCS予想図、ファン、ブースターさんの投稿を見てはワクワクニヤニヤしている毎日です。

　それでもレギュラーシーズン終盤とCSは外せないので、早く仕事を落ち着かせるべく頑張っていますが、そんな中、今回コラムの依頼をいただいて、何を書こうか悩んでいたとき、なかなか観戦に行けない私の代わり（？）に、助けになったのが母でした。母はもともとバスケに無関心で初心者でしたが、私に影響されて、今では推しもちゃんといます。

母の進化のスピードに驚くばかり

　私『最近バスケの遠征行けてないしさ、どんなコラム書けばいいと思うー？』

　母『えーたくさんあるじゃない。この前のBUNTAIはすごく雰囲気よかったよね。音楽のセンスがよかったし、ブーイングの時にビジョンでリスが踊ったり、円周率が出てきたり飽きなかったなー！　あとチアさんたち（B-ROSE）は洗練されてて完璧でレベルが違うし！　河村くんを筆頭にビーコルの選手はコート一周が丁寧すぎて感動したし、三遠のファンの人はみんな優しかったしアウェイなのに1人でずっと声出してる人もいたよね！　丸さま（金丸晃輔選手）は見れなかったけど、三遠の佐々木選手と大浦選手は大きな体格じゃないのにテクニックがすごかったね〜。大野HCも加藤レフェリーもかっこよかったしそれにさ〜、…』といった具合に次から次へと話題が尽きない母に、私の方が押される感じになっていました。いつから母はこんなにバスケに対する視野が広くなったのでしょうか（笑）。

　そうなんです。今シーズン一度は観たいと思っていた横浜ビー・コルセアーズ vs. 三遠ネオフェニックス。先日オープンしたばかりの横浜BUNTAIへ行ってきたばかりなのです。

　母が言うとおり、すでにSNSでは話題になっていましたが、大スクリーンを持て余した（？）クスッと笑えるブーイング映像は一体何パターンあるのでしょうか。ぜひ実際に見ていただきたいですし、Bリーグ初の小ネタ演出（と言っていいかわかりませんが、笑）を考えてくれたスタッフさんにお話を聞いてみたいところです！

横浜BUNTAIは沖縄アリーナ、オープンハウスアリーナ太田に継ぐ、黒い背景が映えるアリーナ【(C) Kii】

沼にハマったきっかけはえんちゃん？

　さて、母はいつからえんちゃん（宇都宮ブレックス：遠藤祐亮選手）のファンだったっけ…？　きっかけはヒゲが似合う、お肌が卵みたいに綺麗、ちょっと悪そうとかそんな理由だったと思います（笑）。きっかけは何であれ、そんな母が宇都宮ブレックスを好きになり、だんだんと他のチームや選手にも興味を持つようになり！　私に連れられて観戦にも行くようになり！！　ライブ配信の日は夕飯を食卓に並べてティップオフを待っている姿があるのです。ブレックスの常ににこにこリラックスしている様子とちょっとワイルドに仕上がっている感じがかっこいいんだとか（わかるー！）。

母に『バスケを観てる時が一番の楽しみ！』と言わせるきっかけとなった遠藤選手【(C) Kii】

　ちなみに今は、バスケット用語はもちろん、ルールの1つも知らなかった母に、島根スサノオマジックのペリン・ビュフォード選手がトリプルダブルを連発する凄さ、スタッツリーダーにおいては、スコア・リバウンド・アシスト・スティール・ブロックの5部門でランキングベスト3に入っているという凄さを伝えようと私もがんばっているところです、はい。

ペリンのスタンダードのレベルは高すぎます！　全チームが彼への準備をしてくる中、今シーズンも偉業を達成中【(C) Kii】

　今では『日常生活の中でバスケを観ている時がいちばん楽しい』とまで言ってくれるようになった母なのですが、意外にもかなりの出不精で長時間の外出に慣れていなかった人なので、アリーナに直接出向くことはかなりの進歩だと思います。

今シーズンもいよいよクライマックス！　母と一緒にさらに楽しみます！！

　次の目標としているのはブレックスアリーナまでの遠征。そしてそれをクリアしたら、はんニャリンに会いに京都へ行きたいそうです。そしてその次は松江市総合体育館への遠征です。なんだか数年前の自分を見ているようでそう遠くない未来だと個人的には思っています。

『いつも娘がお世話になっております。これからも仲良くしてやってください』とお仲間の前にちょくちょく顔を出す母に少し恥ずかしい気もしますが（笑）、（だいぶ）大人になっても、こうして共通の趣味で盛り上がれる友だち親子的な関係は、私の自慢でもあります。

順位争い・ワイルドカード争いもいよいよ決着！“ホーム開催権とは得失点差とは…”などなど、母猛勉強中です（笑）【(C) Kii】

　私が書かせていただくコラムは島根スサノオマジックやアルバルク東京についての話題が多いのですが、今回は色々なチームのお写真で今シーズンを振り返ってみました。

　昨シーズン同様、CS出場権争いは最終節までもつれ込みそうで、残り4試合は必見に値するカードばかり。ファイナルの舞台でブレックスが観たいと意気込んでいる母とともに、私も最後の瞬間までたくさんのドラマを見届けたいと思っています！

『【NICK THE LAST】を見届けねば！』と、年明けには母を川崎戦へ誘いました。しかも3月にキャリアハイを更新するとは、さすがKINGファジーカス！【(C) Kii】

アルバルク東京のテーブス海とメインデルがCSのキーマンになると期待しています【(C) Kii】

Kii（B MY HERO!特派員）

【(C) Kii】

祖父の形見のカメラと共にBリーグ各アリーナで撮影した写真を通じて魅力を発信中。遠征先では必ず現地のカフェを探訪･ハシゴするほどの生粋のコーヒー好き。バスケだけでなくスポーツが好きすぎて、過去には学生アスリート支援の仕事に携わっていたが、現在は趣味が高じてクリエイターとして表現者の世界へ。自称仕事もバスケも強運女子。3年前から隙間時間に始めた鉛筆画にもハマっている。尊敬してやまない人はバスケの世界へ導いてくれた井上雄彦先生。

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