【BOATRACE】菊地孝平が初出場初Vに王手! 外枠勢の進入カギ 鳴門マスターズチャンピオン

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 ボートレース鳴門のプレミアムG1「第25回マスターズチャンピオン」(優勝賞金1300万円)は20日に準優勝戦3個レースが行われた。向かい風3メートルのコンディションだった。

 注目の準優12Rは予選トップ通過の菊地孝平(静岡支部45歳)【冒頭の写真】がコンマ07と断然のトップスタートを決めて逃げ切り、優勝戦1号艇をゲットした。「今節で一番いいスタートが切れました。4日目12Rはいまひとつの逃げでしたが、準優はきっちり逃げられましたね。優勝戦につながるレースができました」と充実度はマックス。昨年の井口佳典に続く初出場初Vを決めて、今年の賞金争い(現在、クラシックVの毒島誠に次ぐ2位)を一段と優位に運ぶか。

 2着の松井繁(大阪支部54歳)【写真下】も、道中の立ち回りはさすがだった。優勝戦の進入争いについて「(赤岩善生が前付けに動けば)一緒に動くんじゃないですか」と1歩も引かない構え。

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 「初出場初V」を狙っているのは菊地だけではない。準優11Rで3カドまくりを決めた寺田祥(山口支部45歳)【写真下】、まくり差して続いた谷村一哉の山口勢2人も同じ初出場の45歳。隙あらば…の気構えで臨む。なお、準優11Rで5コース発進だった服部幸男は+01で痛恨のフライングに散った。

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 11Rを勝った寺田は「3カドは想定内。谷村選手よりは伸びる感じがあります。現状維持で伸びを生かしたい」と話した。2号艇となった優勝戦のコースについて「(伸び型なので)2コースも入りたくないな。明日にならないと…」と前日での明言は避けた。ファイナル4号艇となった谷村は、寺田の言葉どおり「伸びは寺田さんがだいぶいい。僕はレースのしやすさ、乗りやすさはいい」と評価した。

 準優10Rでは5カドの吉川元浩(兵庫支部51歳)【写真下】が03スタートで飛び出し、4コースから先攻めに出た赤岩善生を的確にまくり差して快勝。「1マークはまくるつもりでいった。いい調整ができた」と冷静に対処したレース内容に納得していた。

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 21日に行われるマスターズチャンピオン優勝戦のメンバーと、通算の優勝実績は次のとおり。

<鳴門 最終日 12R 優勝戦>
1号艇 菊地 孝平(静岡)SGV5 G1V16  
2号艇 寺田  祥(山口)SGV2 G1V10  
3号艇 吉川 元浩(兵庫)SGV4 G1V20  
4号艇 谷村 一哉(山口)SGV0 G1V2  
5号艇 松井  繁(大阪)SGV12 G1V59  
6号艇 赤岩 善生(愛知)SGV1 G1V6
※()内は支部

 シリーズの主導権を握り続けた菊地孝平がイン。赤岩善生、松井繁が内を主張しそうで、寺田祥は伸びを生かす作戦なら、並びは156までスロー、ダッシュ234となるか。菊地は想定を超える深い起こしにはならないとみて、天性のスタート勘で逃げ切りそう。展開と仕上がりを総合すると、次位は伸びる寺田の外からまくり差す吉川元浩か。

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