【ラグビー/NTTリーグワン】“イーグルス愛”を再認識したジェシー・クリエル。 勝利で笑顔を届けることが、その答え<横浜キヤノンイーグルス>

横浜キヤノンイーグルス ジェシー・クリエル選手 【©ジャパンラグビーリーグワン】

横浜キヤノンイーグルス(以下、横浜E)は今節、三菱重工相模原ダイナボアーズ(以下、相模原DB)を秩父宮ラグビー場に迎えてホストゲームを戦う。横浜Eの4連勝が懸かった一戦は、4月20日(土)14:30にキックオフの笛が鳴る。

南アフリカ代表のラグビーワールドカップ連覇の立役者が、NTTジャパンラグビー リーグワンのピッチに戻ってくる。1月に親指の負傷でチームを離脱していたジェシー・クリエルが、相模原DB戦のメンバー入りを果たした。

もともと、けがの耐性に優れたジェシー・クリエルが、ここまで長期間、所属チームを離れることはなかったという。それでも、失って気づいたことがある。南アフリカ代表のセンターは、“イーグルス愛”を再認識した。

「チームを離れたことで、この横浜Eという場所が自分にとって、いかにスペシャルな場所であるかを再認識する貴重な機会になりました。チームメートと一緒にいられないこと、毎日(練習場の)CSP(キヤノンスポーツパーク)に来て、“イーグルスファミリー”に会えないことの寂しさは、この環境から一度出てみないと自覚できません」(ジェシー・クリエル)

ラグビーワールドカップ優勝メンバーが離脱したことは痛手だったが、チームメートは同時期に戦列を離れたファフ・デクラークを含め、いい順位で二人を迎えられるように結束していた。「僕らが離脱しても結束力を失わずに戦ってくれた」とはジェシー・クリエルの言葉だ。

「興奮を抑えているような状態」で迎えるNTTジャパンラグビー リーグワン復帰戦。控えの立場からピッチに立ったとき、愛するチームのために、ジェシー・クリエルはどんな姿を見せてくれるのだろうか。

「力強いボールキャリー、ディフェンスのオーガナイズでチームに貢献するのは、この5年間ずっと続けてきたことです。勝利をつかんで横浜Eのサポーターを笑顔にしたい。それが自分にとって一番のモチベーションになっています」(ジェシー・クリエル)

2シーズン連続のプレーオフトーナメント進出へ。「チームのために行動できる」(荒井康植)“ナイスガイ”が、シーズンのラストスパートに向けたエナジーを注入する。

(郡司聡)
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ジャパンラグビー リーグワンは、「あなたの街から、世界最高をつくろう」をビジョンに掲げ、前身であるジャパンラグビー トップリーグを受け継ぐ形で、2022年1月に開幕した日本国内最高峰のラグビー大会です。ラグビーワールドカップ2023を控え、セカンドシーズンとなるリーグワン全23チームの熱戦をご期待ください。

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