【スノーボード】ハーフパイプ 23/24シーズン・ワールドカップツアーを総括!

チーム・協会

【快挙】男子・女子 2シーズン連続でのワールドカップ総合優勝獲得!

2つのクリスタルトロフィーも獲得! 【写真:全日本スキー連盟】

23/24シーズンスノーボード・ハーフパイプチームにとって輝かしい結果と成果を得て終えたシーズンとなりました。

第1戦 Secret Garden・中国

12月、北京五輪の会場となった中国・シークレットガーデンから始まった23/24シーズンのワールドカップ。
競技会場となったシークレットガーデンのハーフパイプのコンディションはとても良く、良いスタートを切りたいところでしたが、怪我や体調不良を抱える不穏な中からスタートしたシーズンインとなりました。

男子では平野流佳選手が2位表彰台、重野秀一郎選手が5位入賞と健闘。
女子では予選1位通過した冨田せな選手が、決勝棄権で8位と悔しい結果となってしまいました。

男子
2位 平野流佳
5位 重野秀一郎
9位 平野歩夢
10位 平野海祝
21位 山田琉聖

女子
8位 冨田せな





第1戦 Secret Garden戦 男子表彰台 平野流佳選手 2位獲得 【写真:全日本スキー連盟】

第2戦 Copper Mountain・アメリカ

アメリカに移動して行われた第2戦目においても体調不良者が続出し、コンディション不良の中、厳しい状況の中で臨まなければならない状態となりました。
その中でも、男子においては平野歩夢選手が優勝、戸塚優斗選手が3位と2人が表彰台を獲得。ジュニア指定の山田琉聖選手も5位入賞と健闘しました。
女子においても小野光希選手が2位表彰台獲得と健闘しました。


男子
1位 平野歩夢
3位 戸塚優斗
5位 山田琉聖
6位 重野秀一郎
10位 平野流佳
36位 平野海祝

女子
2位 小野光希

第2戦 Copper Mountain戦 平野歩夢選手の優勝 【写真:全日本スキー連盟】

第3戦 LAAX・スイス

年明け、ワールドカップツアー後半戦はヨーロッパ・スイスからのスタート。
ナイトファイナルでショーアップされた会場で、選手たちは優勝めがけて果敢に攻めました。
男子では平野流佳選手が第1戦に続き3位表彰台獲得し、重野秀一郎選手も前戦に続き5位入賞。
女子も日本人選手3名がフィールドに揃い、小野選手が優勝、冨田るき選手が3位と女子選手2名も活躍しました。


男子
3位 平野流佳
5位 重野秀一郎
6位 平野海祝
10位 平野歩夢
11位 戸塚優斗
13位 山田琉聖


女子
1位 小野光希
3位 冨田るき
7位 冨田せな

第3戦 Laax戦 表彰台獲得 小野光希選手優勝! 【写真:全日本スキー連盟】

第4戦 Mammoth Mountain・アメリカ

天候が目まぐるしく変わる変則的なコンディション、時折強風が吹く難しい状況下で行われたマンモスマウンテン戦。
状況にも負けず、男子、女子共にそれぞれがベストパフォーマンスを発揮しました。
地の強さを象徴する試合となりました。

男子では表彰台独占、女子においてもワン・ツーフィニッシュ、小野選手は前戦に続き2連勝と表彰台を獲得しました。

男子
1位 戸塚優斗
2位 平野流佳
3位 平野海祝
6位 重野秀一郎

女子
1位 小野光希
2位 冨田せな
7位 冨田るき

第4戦 Mammoth Mountain戦は男女で表彰台独占! 戸塚選手&小野選手優勝! 【写真:全日本スキー連盟】

第5戦 Calgary・カナダ

ワールドカップツアーの最終戦。
大勢の観衆の中ナイトファイナルで行われた決勝戦でも、熱い試合展開が繰り広げられました。
男子では平野流佳選手が今シーズン3回目となる2位表彰台を獲得、重野秀一郎選手も昨年の本大会に続き3位表彰台を獲得しました。
女子では小野光希選手がラークス戦から3連勝を飾り、冨田せな選手も本シーズン2回目の表彰台となる3位獲得となりました。


男子
2位  平野流佳
3位  重野秀一郎
5位  戸塚優斗
10位 平野海祝

女子 
1位 小野光希
3位 冨田せな
7位 冨田るき

第5戦 Calgary戦 小野選手3連勝! 【写真:全日本スキー連盟】

23/24 FIS WORLD CUP Snowboard Halfpipe種目は全5戦を無事終え、
男子 平野流佳選手、女子 小野光希選手が昨年に続き2年連続となる種目別総合優勝を獲得し、2つ目のクリスタルトロフィーを手にしました。

男子においては優勝2回、全試合で表彰台獲得。
女子でも2戦目以降で優勝3回を含む全試合表彰台獲得。
準備してきたことをしっかりと結果に繋げれたシーズンとなりました。また、若手の選手たちも着実に経験を積み、実力を上げる事がシーズンでもありました。
この度得た結果以上に、すべての選手たちの試合に臨む姿勢がこの先のオリンピックでの目標達成に繋がる【強い気持ち】を確認できた成果のあるシーズンとなりました。
本シーズンは我々の活躍のみならず、他国の選手も成長してきていることを確認しております。
次シーズン以降も先に繋げる活動をしていくべく、気を引き締めて活動して行きたく思っております。

Japan Snowboard Halfpipe Teamは世界一層の厚い選手を抱え、チーム一丸となり世界のハーフパイプシーンをリードし続けて行きます。

我々の活動は皆様方からの応援、ご支援に支えられております。

チーム一同、心より感謝申し上げます。

引き続きJapan Snowborad Halfpipe Teamへのご声援、宜しくお願い致します。

2年連続となるワールドカップアベック総合優勝!平野流佳選手と小野光希選手 【写真:全日本スキー連盟】

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著者プロフィール

公益財団法人全日本スキー連盟は、日本におけるスキー・スノーボード競技を統括すると同時に、普及・振興の役割も担う競技団体。設立は1925年、2025年には設立100周年を迎える。スキージャンプ、ノルディック複合、クロスカントリー、アルペン、フリースタイル、スノーボードの6競技において、世界で戦う選手たち「SNOW JAPAN」の情報や、FIS(国際スキー・スノーボード連盟)ワールドカップなどの大会情報をお届けします。

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