PK戦の末にレアル・マドリードに敗れ、2季連続のビッグイヤーは叶わず | マンチェスター・シティ

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PK戦合計3-4でレアル・マドリードに敗れる

【©️ManCity】

ペップ・グアルディオラ監督は、先週のファーストレグからいくつかの微調整を行なった。ストーンズが負傷でベンチ入り、オルテガとコバチッチの代わりにエデルソンとデ・ブライネがスタメンに入り、ウォーカーがキャプテンに戻った。

グアルディオラ監督とアンチェロッティ監督は、CLで8回目の対戦となった今試合。序盤ホームのマンチェスター・シティがポゼッションをコントロールしながら、リズムを掴もうとしていた。

だが先制点を決めたのは、ビジターのレアル・マドリード。12分、ベリンガムとバルベルデが絡む見事な動きで前線へとボールを運ぶと、右サイドから侵入したヴィニシウスがボックス内に走り込んだロドリゴにクロスを入れる。エデルソンが1度は弾いたものの、マドリードのウインガーに押し込まれた。

19分、シティのコーナーキックで、デ・ブライネのクロスからハーランドがヘッドでタップインしようとするが、ルーニンが押し出される。そしてアカンジがボールをゴール前に戻すと、これに反応したハーランドが再びヘディングシュート。しかしボールはクロスバーを直撃し、ベルナルドはリバウンドに反応できなかった。

36分、相手サイドで浅めに陣取ったハーランドの巧みなフットワークでシティがカウンターを仕掛けた。グリーリッシュにボールを供給すると、左サイドからランニングしながらエリア内に進入してフィニッシュ。しかしリュディガーにコースを逸らされ、サイドネットを揺らすのみとなった。

攻勢を強めるマンチェスター・シティだったが、得点には至らず。レアル・マドリードが1点リードしたまま、前半戦を折り返す。

【©️ManCity】

後半開始直後、マンチェスターシティは組み立てられた立ち上がりからコーナーキックを獲得。フォーデンのキックはルーニンにパンチアウトされるが、流れたボールをグリーリッシュがダイレクトボレー。激しいシュートは枠を捉えたものの、またもルーニンに弾き飛ばされる。

76分、マンチェスター・シティがようやく敵の牙城を崩す。左サイドでリュディガーとマッチアップした途中出場のドクが低いクロスをボックス内へ供給すると、デ・ブライネが至近距離からゴールネットの天井にボールを蹴り込んだ。

同点に追いついたマンチェスター・シティは、なおも攻撃の手を緩めない。

78分、ペナルティエリア正面でボールを受けたデ・ブライネは、左足で中に切り込み、ボックスの端から狙いを定めた。シュートはルーニンのタッチに阻まれ、クロスバーを越えていった。

ビッグクラブ同士の対決は90分経過しても決着はつかず、15分ハーフの延長戦へ。

グアルディオラ監督は開始時にハーランドを下げて、アルバレスを投入。

99分、ベルナルドが軽快なクロスをボックス内に供給すると、フリーで待ち構えたフォーデンがダイレクトシュートを狙うもミートせず、ボールはルーニンの正面に。

しかし延長戦でも決着がつかず、PK戦へと突入する。

1番目のキッカーとなったアルバレスがしっかりとGKの逆を突き、冷静に最初のゴールを決めた。だがベルナルドとコバチッチがPKをルーニンにセーブされる。

その後フォーデンとエデルソンがPKに成功したものの、相手に4回のPKを決められ、PK戦合計3-4で敗れる。マンチェスター・シティは、レアル・マドリード相手にUCL準々決勝敗退となった。
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著者プロフィール

マンチェスター・シティFCは、1880年に設立されたイングランド・マンチェスターに本拠地を置くサッカークラブで、プレミアリーグに加盟しています。44シーズンぶりとなるリーグ制覇(2011-12シーズン)や、プレミアリーグ史上初の勝ち点3桁でのリーグ優勝(2017-18シーズン)など、近年世界で最も勢いのあるクラブとして知られています。

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