【ノジマチャンピオン杯/前日】春の箱根でシニアツアーが開幕!ベテランシニア84名、見ごたえあるメンバーが参戦

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ノジマチャンピオンカップ箱根シニアプロゴルフトーナメント 前日

【🄫PGA】

今季シニアツアー開幕戦「ノジマチャンピオンカップ箱根シニアプロゴルフトーナメント」が4月18、19日の2日間、神奈川にある箱根カントリー倶楽部(7,060ヤード、パー71)で行われる。大会ホストプロとして挑む藤田寛之(54)をはじめ、前年覇者のI・J・ジャン(51)、シニア賞金王・宮本勝昌(51)、井戸木鴻樹(62)、丸山茂樹(54)といったベテランシニアが集結する。
箱根には、開幕戦を飾るにふさわしい豪華なシニアプロの名前がずらりと並んだ。最年長の髙橋勝成(73)をはじめ、倉本昌弘(68)、尾崎直道(67)、片山晋呉(51)という3名の男子ツアー永久シードプレーヤー、丸山茂樹と共に世界ゴルフ選手権で優勝した伊澤利光(56)。尾崎健夫(70)、尾崎直道(67)の兄弟、谷口徹(56)、深堀圭一郎(55)、鈴木亨(57)、芹澤信雄(64)、手嶋多一(55)、細川和彦(53)、横田真一(52)といったレギュラー優勝経験のある強者たち。そして先日77歳で息を引き取った中山徹氏が率いる「雑草軍団メンバー」の加瀬秀樹(64)、宮瀬博文(53)、室田淳(68)が集結。大会初日のスタート表には、学生最強ゴルファーとして当時人気の高かった日大三羽烏(にちだいさんばがらす)の横尾要(51)、片山晋呉、宮本勝昌が同組でプレーすることになり、約30年の時を経てトリオが復活する。
注目ルーキーには今野康晴(ツアー7勝)、トラさんと親しまれている崔虎星(ツアー3勝)がデビューを果たす。

【🄫PGA】

2016年、2019年大会のチャンピオンとして挑む秋葉真一(58)にとって、今年は格別な思いがある。昨シーズンは賞金ランキング45位と低迷し、9年間保持していた賞金シードを落としてしまった。秋葉は今年3月に行われた最終予選会に出場して16位に入り、本大会の出場順位資格(29位まで)を獲得した。「予選会を無事に終えて、こうやってノジマチャンピオンカップに戻ってこられて・・・本当に良かったです。初代チャンピオンということでこうやって長きにわたり参加させてもらって、シーズンを楽しんで迎えようと思わせてくれます」と最終予選会ならではの激闘をしみじみ振り返り、ツアー出場の喜びをかみしめていた。ノジマチャンピオンカップで2勝を挙げている秋葉だからこそ、箱根の難しさも感じているが「箱根は特にグリーンリーディングは本当に難しいので、いつもハウスキャディさんに助けてもらっていますよ。コースコンディションも素晴らしいですし、春のタイミングが相まって綺麗ですからね。それも試合の楽しみのひとつ。開幕戦、いいことがあるといいですね」と見据えた。

【🄫PGA】

ディフェンディングチャンピオンのI・J・ジャン(51)は、シーズンオフをハワイで過ごしたという。「韓国は寒いですから、ハワイで毎日トレーニングとゴルフでした。でもゴルフをやりすぎてね、少し痛めたよ」と苦笑い。「シニアは改めて体がまず大事なんだと感じています。リカバリーが遅くなる。だからこそ、日々のケアが大事。シニアなりの過ごし方がありますね」とシニア2年目で感じていることもあるようだ。「昨年優勝したときもそうでしたが、箱根カントリー倶楽部は本当に美しいですし、素晴らしいコース。視界から感じるプレーの影響はすごく大きいと思います。だから今年も楽しみなんです」と笑みもこぼれた。「昨シーズンは賞金ランキング4位に入れなかったので、今年は入れるようにスタートから頑張ります」。ジャンは大会連覇も見据えている。

【🄫PGA】

第1ラウンドは朝8時からスタート。外輪山に囲まれた壮大かつ自然豊かな箱根カントリー倶楽部は開場70周年という記念の節目を迎えるタイミングに当たり、霞ヶ関カンツリー倶楽部や桜ケ丘カントリークラブ、程ヶ谷カントリー倶楽部という名門を手掛けた赤星四郎氏の手がけたコースで高い戦略性が求められる。スターが充分すぎるほど揃ったシニア開幕戦の「ノジマチャンピオンカップ箱根」。春の箱根でベテランプロゴルファーの見ごたえある技の競演が始まる。
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PGAはゴルフの正しい普及と発展を願い、誰にでも愛される「国民のスポーツ」「生涯スポーツ」となるため、日本ゴルフ界のリーダーとして活動しています。PGAの使命は、トーナメントプレーヤーの育成、ゴルフ大会の開催・運営に加え、ゴルフの正しい普及と発展を具現化するために、ティーチングプロ資格を付与したゴルフ指導者を育成しています。さらにPGAでは幅広い分野で積極的な取り組みを行い、地域に密着した社会貢献活動、ジュニアゴルファーの育成など多方面にわたる取り組みを日々歩み続けています。

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