松山英樹は38位、シェフラーが大会2勝目(マスターズ最終日)

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【©Augusta National】

■今季メジャー第1戦「マスターズトーナメント」 4月11日ー14日 / 米・ジョージア州オーガスタ・ナショナルGC / 7555yard・par72▼大会最終日

13回目のマスターズは38位タイだった。
最終ラウンドを通算5オーバーの28位から出た松山英樹は1バーディ3ボギーの「74」。通算7オーバーで戦い終えた。

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スタートの1番で、約3メートルのバーディチャンスがカップに届かなかった。

「グリーンの速度が想定より遅かった」という。
「そこになかなか苦労して、対応できなかった。速いのか遅いのかわからなくなって、そのあともよくわからないまま終わってしまいました」と、最初の感触が尾を引いた。

左の林のほうに曲げた2番や、続けて右に曲げた7番、8番などショットもいつになく乱れがちだった。

「昨日終わってからと、今日の朝も練習はめちゃくちゃよかった。それが、コースに来て思うようにできなかった感じがあったので。それをどうやったらうまく対応できるか」。

修正を試みながら、木と木のわずかな間を抜いてしのいだ7番や、マウンド越えのアプローチでチャンスを作った8番、約7メートルを沈めて最初のバーディを奪った9番など高度な小技で補ったが、14番では完璧に打った、と思えた2打目がグリーンの奥へ。
6番と、2打目が木の根元から出すだけになった10番とで3つめのボギーを喫した。
「苦しいゴルフでしたね」と、苦笑した。
「こういうコースでも対応できるのが大事」と、悔しさをのみ込んだ。
「ショットも、パットも。もう少し時間かかりそうな感じだったので。まず練習できる体にしっかり戻して。課題にしっかりと向き合って頑張りたいなと思います」と、先を見据えた。

2021年にアジア勢初制覇。
「自分のコンディションがよく、プラス、コースとのその年の相性もあると思うので」。

今年の予選2日目は50位タイと薄氷ではあったが、10年連続12回の決勝進出(予選敗退は14年のみ)を重ねてきたからこそ言える。
「その年の相性がよければまたチャンスはあるんじゃないかな」と、次のV2チャンスを模索する。

「今週も飛距離という意味では、ここ2年間飛んでなかったものが、ちょっとずつ戻りつつあるのが実感できたので」。
オーガスタでこそ進捗が感じられたのは大きい。
「それをしっかり継続して、残りシーズン頑張っていきたいと思います」と13回目の挑戦を締めくくった。

優勝は世界ランク1位のスコッティ・シェフラー。通算11アンダーは、2位に4打差の圧勝で22年に続く大会2勝目。

【Augusta National】

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