成功率100%のザビッツァーとジューレ
ドイツ時間4月13日に行われたボルシア・メンヘングラードバッハ(VfL)とのアウェイ戦で、後半に生じたレッドカード退場により、試合終了までの43分間を10人でプレーしたボルシア・ドルトムント(BVB)は、相手チームより3キロも少ない走行距離で前半のリードを守り抜き、1−2で勝利を収めた。ここでは、同試合のファクト&データを紹介しよう。
【BVB】
数的不利のBVBは、試合終了まで守備に全力を注ぎ、前半からのリードを守り抜いた。VfLは後半10本のシュートのうち、6本がアディショナルタイムに放たれている。
鋭いシュート:
マルセル・ザビッツァーは、今試合でBVBのジャージを纏って初めてPKに成功した。これにより、彼のブンデスリーガでのキャリアにおけるPKは、5本すべてが成功となった。ちなみに、過去4本のPKは、2020/21シーズンのRBライプツィヒ時代のもの。
要塞:
ニクラス・ジューレはBVBプレーヤーの中で最多のボールポゼッション(101)を記録しており、パスミスは一切なく、チャレンジの成功も75%をマークしている。
【BVB】
ニコ・シュロッターベックは、今試合の先制ゴールでアシストを記録し、相手ファウルを誘って2点目となったPK獲得にも貢献した。彼のパス成功率は93%、チャレンジ成功率は69%と、高いパーセンテージを記録している。
アウェイ戦の強さ:
BVBは、直近のブンデスリーガのアウェイ戦で4連勝を達成した。 アウェイ戦だけで見ると、BVBは過去10試合において無敗を記録をしており、これは11年前のユルゲン・クロップ監督時代に築いた最長記録と並んでいる。
好調な記録:
BVBは、ウインターブレイク後のブンデスリーガ13試合ですでに勝点29ポイントを獲得しており、それ以前の16試合での勝点(27ポイント)を上回っている。2024年以降の勝点だけで見ると、現時点でリーグ首位に立つバイヤー・レーバークーゼンだけがBVBより1ポイント多い。
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