レアル・ベティスは12日に行われたラ・リーガ第31節の試合でセルタと対戦し、ホームで2-1の勝利を収めた。

3月に行われたリーグ戦4試合は、マヌエル・ペレグリーニ体制でのワースト記録となるまさかの4連敗。来季の欧州大会出場に望みをつなぐため、何としても悪い流れを断ち切って残り8試合でラストスパートをかけていきたい。

前半29分には右コーナーキックからのクロスに合わせたヘルマン・ペッセージャのヘディング弾が惜しくも枠外へ。セルタにも何度かチャンスを許したがスコアは動かず、両チーム無得点で折り返した。

後半立ち上がりの53分、ベティスは先手を取ることに成功。パブロ・フォルナルスからの絶妙なパスで右サイドに抜け出したエクトル・ベジェリンがマイナス方向へ折り返し、エリア中央に入り込んだフアン・ミランダが左足ダイレクトで綺麗に合わせてゴール左へ流し込んだ。

さらに83分、左サイドのオープンスペースでイスコからの浮き球を受けたナビル・フェキルがエリア左へ持ち込み、巧みな切り返しでDFをかわして右足でネットへ叩き込む。副審は一旦オフサイドの旗を上げたが、VARチェックを経て得点が認められベティスの追加点となった。

アディショナルタイムにはヨルゲン・ストランド・ラーセンに決められて1点差となり、最後にヒヤリとする場面もあったが逃げ切りに成功。5試合ぶりの白星で貴重な勝ち点3を加え、暫定7位への再浮上を果たした。