松山は4オーバーの「76」。久常は6オーバーの「78」。
共に苦しい滑り出しになった。

初日は開始が2時間半遅れた。
スタート時には雨は止んだが、強い風が空を舞った。

松山は、1バーディとボギーは5つ。
1番で、身長くらいの深さのバンカーからパーオン逃しのピンチをしのいだ後、2番と、3番に続いて、4番のパー3もピンの根元に落とす大チャンスを作ったが、「入れたいパットをことごとく外してしまった」と、波に乗り損ねて6番の3パットに続いて7番もボギー。

折り返して10番でもまたチャンスを逃し、13 番では林の中から打った2打目が池に入った。

それでも、11番でもティショットを右の林に入れながら、渾身のパーセーブ。
またバンカーから絶妙なアプローチで窮地を逃れた12番や、16番のパー3ではみごとなショットでやっと最初のバーディが取れたが、この日は結局ここだけ。

18番は連続ボギー締めだった。
初日は日没で、すべてのプレーが終わらず、暫定順位は75位タイ。

「そんなに悪いパットはしてないんですけど、ライン読みとグリーンのスピードをしっかり対応できるように。明日まで時間があるのでショット少しとパットをメインに（調整）したいな、と思います」と、無念をこらえて、「明日で終わらないように頑張ります」と、苦笑交じりに話した。

また初出場の久常も、2番のバーディひとつとボギー5つに1ダブルボギーで回り終え、暫定85位と苦戦した。

暫定首位はブライソン・デシャンボーで、7アンダーの「65」。