絶好調のワトキンスが今季25ゴール目!|アストン・ヴィラ
UECL準々決勝ファーストレグで僅差のリード
前節ブレントフォードに引き分けを強いられたヴィラはトッテナムにプレミアリーグ4位を譲ることとなったが、UEFAカントリーランキング上位2ヶ国になれば、5位でもCL出場権を獲得できるため、何としても今大会を勝ち進みたい。
開始13分、いきなり輝きを見せたのはホームのヴィラ。マッギンがコーナーキックをファーポストに蹴ると、勢いをつけたワトキンスがフリーでヘディングシュートを決め、ヴィラが先制する。今季好調のワトキンスはこのゴールで今シーズン25得点目。
31分、中盤でチャンスを伺っていたヴィラだが、リールにインターセプトされ、カウンターにあってしまう。リールのハラルドソンに一気に自陣まで運ばれ、スルーパスからボックス内に侵入したデイヴィッドとマルティネスが1対1になるが、相手との距離を詰めてシュートを防ぐビッグセーブを見せた。
50分、背後へのロングボールを前線にいたワトキンスがヒールトラップでコントロールすると、後ろにいたベイリーがボールを受け取り、強烈なミドルシュートを放つ。しかしこれはGKの正面で防がれてしまう。
そして56分、ベイリーが左サイドで保持していたボールをボックス端まで戻すと、ワントラップして体の向きを変えたマッギンが魅せる。相手DFの隙間を通す地を這うシュートを放ち、GKが反応できないままゴールへとボールは吸い込まれた。ヴィラはキャプテンの技ありシュートのおかげでさらにリードを広げる。
だが64分、リールのカウンターから守備陣に攻撃を仕掛けられる。グドムンドソンがペナルティエリア内ギリギリの位置からミドルシュートを放つと、マルティネスの意表を突き、2-1となる。しかしこれはVARチェックの結果、オフサイド判定でゴールは取り消されることとなり、2点リードのまま。
83分、リールの攻勢が強まる中、コーナーキックのピンチからボックス内へクロスを供給されると、ディアキテにヘディングでゴール隅へ流し込まれ、1点差に詰め寄られる。
しかし2-1でヴィラが1点差を守りきって試合終了。リールとのセカンドレグでの決着は1週間後の4月15日となっているが、今週末には強敵アーセナルとのリーグ戦が控えているため、休む間もない過酷なスケジュールが続く。
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