【ラグビー/NTTリーグワン】3年連続のゴールデンショルダーへ―。 東京SGの魂のタックラーが勝利を呼び込む<東京サントリーサンゴリアス>
東京サントリーサンゴリアス 山本凱選手 【©ジャパンラグビーリーグワン】
現在、3位の東京サントリーサンゴリアス(以下、東京SG)。4月13日のディビジョン1第13節は、秩父宮ラグビー場に三重ホンダヒート(以下、三重H)を迎えてのホストゲームとなる。
昨年12月の第3節で対戦した際は、東京SGが34対16で勝利。その際、プレーヤー・オブ・ザ・マッチに選ばれたのがフランカーで出場していた山本凱だ。試合開始早々に華麗なランで先制トライを奪うとともに、得意のタックルで何度もチームを奮い立たせた。
山本凱といえば、慶應義塾大学を卒業した2022年のルーキーイヤーから、選手が選ぶベストタックラー『ゴールデンショルダー』を2季連続受賞。今季は第4節の試合中に負傷交代し、以降2カ月ほど戦列を離脱していたが、第10節で復帰し、再び勝利を呼ぶタックルを積み重ねている。
そんな若きバックローはさらなる飛躍を目指し、昨季から今季にかけて“世界最高峰”を肌で感じる刺激的な経験をいくつも重ねてきた。
一つは昨年5月、現日本代表ヘッドコーチのエディー・ジョーンズが率いたドリームチーム『バーバリアンズ』の一員に選ばれ、世界選抜チームと対戦したこと。ラグビーの母国・イングランドでのプレーを尋ねると「これ以上ない経験をさせてもらいました」と感慨にふける。
もう一つは、今季から東京SGに加入した世界最高峰のバックロー、ニュージーランド代表サム・ケインとの邂逅だ。
「個人練習でジャッカルも教わりましたし、何を聞いてもフランクに接してくれます。頼もしい先生のような存在で、すごく自分の学びになっています」
今節対戦する三重Hには、現在タックル成功数でD1の1位につけるフランコ・ モスタートがいる。南アフリカ代表のラグビーワールドカップ連覇に貢献したフランコ・モスタートとのタックル合戦は大きな見どころの一つだ。
今季は離脱期間があったため、タックル成功“数”でいまからフランコ・モスタートに追いつくのは至難の業。だが、選手間投票である『ゴールデンショルダー』は目指すことができる。
ジャパンラグビー リーグワン創設以降、まだ山本凱しか手にしていないこの賞を今季もつかむためにも、秩父宮で山本凱の“魂のタックル”が見たい!
(オグマナオト)
昨年12月の第3節で対戦した際は、東京SGが34対16で勝利。その際、プレーヤー・オブ・ザ・マッチに選ばれたのがフランカーで出場していた山本凱だ。試合開始早々に華麗なランで先制トライを奪うとともに、得意のタックルで何度もチームを奮い立たせた。
山本凱といえば、慶應義塾大学を卒業した2022年のルーキーイヤーから、選手が選ぶベストタックラー『ゴールデンショルダー』を2季連続受賞。今季は第4節の試合中に負傷交代し、以降2カ月ほど戦列を離脱していたが、第10節で復帰し、再び勝利を呼ぶタックルを積み重ねている。
そんな若きバックローはさらなる飛躍を目指し、昨季から今季にかけて“世界最高峰”を肌で感じる刺激的な経験をいくつも重ねてきた。
一つは昨年5月、現日本代表ヘッドコーチのエディー・ジョーンズが率いたドリームチーム『バーバリアンズ』の一員に選ばれ、世界選抜チームと対戦したこと。ラグビーの母国・イングランドでのプレーを尋ねると「これ以上ない経験をさせてもらいました」と感慨にふける。
もう一つは、今季から東京SGに加入した世界最高峰のバックロー、ニュージーランド代表サム・ケインとの邂逅だ。
「個人練習でジャッカルも教わりましたし、何を聞いてもフランクに接してくれます。頼もしい先生のような存在で、すごく自分の学びになっています」
今節対戦する三重Hには、現在タックル成功数でD1の1位につけるフランコ・ モスタートがいる。南アフリカ代表のラグビーワールドカップ連覇に貢献したフランコ・モスタートとのタックル合戦は大きな見どころの一つだ。
今季は離脱期間があったため、タックル成功“数”でいまからフランコ・モスタートに追いつくのは至難の業。だが、選手間投票である『ゴールデンショルダー』は目指すことができる。
ジャパンラグビー リーグワン創設以降、まだ山本凱しか手にしていないこの賞を今季もつかむためにも、秩父宮で山本凱の“魂のタックル”が見たい!
(オグマナオト)
- 前へ
- 1
- 次へ
1/1ページ