FCソウルのスタニスラフ・イリュチェンコが、Kリーグ1第5節MVPに選ばれた。

イリュチェンコは4月3日、ソウルワールドカップ競技場で行われた金泉尚武（キムチョン・サンム）戦で2ゴール2アシストを記録し、チームを5-1の大勝に導いた。

イリュチェンコは前半15分、ペナルティエリア内に上がったクロスをチョ・ヨンウクにつなげ、シーズン初アシストを記録した。

前半33分にはイム・サンヒョプのパスから左足を振り抜き、自身も得点をマーク。前半38分にはキ・ソンヨンのクロスに右足で合わせて2得点目を挙げた。

そして、前半終了直前にはイム・サンヒョプの得点をアシスト。イリュチェンコは前半だけで4つのスコアポイントを積み上げた。

FCソウルはイリュチェンコの大活躍のほか、チョ・ヨンウク、イム・サンヒョプ、パク・ドンジンがいずれも得点を挙げる爆発的な攻撃力を披露し、ベストチームにも選ばれた。

ベストマッチは、4月3日に光州（クァンジュ）サッカー専用球場で行われた光州FC対仁川（インチョン）ユナイテッドの試合だ。

試合は前半32分にパク・スンホ、後半4分にステファン・ムゴシャの得点で仁川が2点リードするも、光州が後半21分のガブリエル、後半32分のイ・ヒギュンの連続得点で同点に追いつく。

その後は両チーム一歩も譲らない激しい攻防が続いたなか、最後は仁川のジェルソ・フェルナンデスが試合終了直前に決勝点をマーク。結局、仁川の3-2の勝利で幕を閉じた。

なお、ベストイレブンには仁川からムゴシャが選ばれたほか、江原（カンウォン）FCのユン・ソギョン、済州（チェジュ）ユナイテッドのソン・ジュフンらも選出された。

―MVP

スタニスラフ・イリュチェンコ（FCソウル）

―ベストイレブン

FW：ステファン・ムゴシャ（仁川ユナイテッド）、スタニスラフ・イリュチェンコ（FCソウル）、イ・サンホン（江原FC）

MF：キム・インギュン（大田ハナシチズン）、ヘイス（済州ユナイテッド）、キ・ソンヨン（FCソウル）、チョ・ヨンウク（FCソウル）

DF：ユン・ソギョン（江原FC）、イ・ギヒョク（江原FC）、ソン・ジュフン（済州ユナイテッド）

GK：イ・チャングン（大田ハナシチズン）

―ベストチーム

FCソウル

―ベストマッチ

光州FC 2-2 仁川ユナイテッド

【文＝ピッチコミュニケーションズ】