早大バレー部男子【連載】新体制対談『彩』第2回 小野駿太×徳留巧大×ローゼンマーク有廉ジュニア

チーム・協会
【早稲田スポーツ新聞会】取材、写真、編集 井口そら、町田知穂

早大バレー部に新戦力が加わった。小野駿太(スポ1=静岡・聖隷クリストファー)、徳留巧大(スポ1=長野・松本国際)、ローゼン・マーク有廉ジュニア(スポ1=茨城・土浦日大)だ。出身もポジションも異なる3人だが、高校時代にも注目され、今後、早大に新たな風を吹かせてくれることだろう。そんな3人の私生活からバレーボール観にまで迫る。

プライベートについて

――自己紹介をお願いします

ローゼン ローゼン・マーク有廉ジュニアです。早稲田大学スポーツ科学部スポーツ科学科です。出身校は茨城県私立土浦日本大学高等学校です。ポジションはミドルブロッカーです。よろしくお願いします。

徳留 徳留巧大です。スポーツ科学部スポーツ科学科です。出身校は長野県私立松本国際高等学校です。ポジションはアウトサイドヒッターです。よろしくお願いします。

小野 小野駿太です。早稲田大学スポーツ科学部スポーツ科学科でポジションはアウトサイドヒッターです。出身校は静岡県私立聖隷クリストファー高等学校です。お願いします。

――趣味やはまっていること、オフの日にはどのようなことをしていますか

ローゼン 音楽を聴いたり、映画を観るのが好きなのでオフの日はよくそうしているんですけど、服も結構好きなので洋服を見に行ったりもしています。古着も着ます。

――音楽だと何が好きですか

ローゼン 聴くジャンルはいろいろで邦楽も聴くんですけど洋楽が結構好きで。英語は喋れないんですけど聴き取りは意外とできるって感じです。

徳留 趣味は寝ることとか携帯ゲームが一応好きで、オフの日はそれがほとんどですね。インドアなのであまり外に出ないから、大学生になったら外で新しいことをしてみようかなって感じです。

小野 自分はユーチューブを見るのと、曲を聴くこととかスイカゲーム(笑)。音楽は流行ってて自分が良いなって思ったやつを聴いてます。

――大学で勉強したい分野や取ってみたい授業はありますか

ローゼン 自分は体が硬いので、柔らかく強い筋肉にするにはどうしたら良いかとかは調べてます。

徳留 大学の授業って自分で全部決められるし今までと全然違って、とりあえずあるものは受けてみようかなって感じです。両親が教師なので教師のことについてとかバレー以外のことも学びたいです。教員免許も一応取る予定です。

小野 面接でスポーツ心理学について話したのでスポーツ心理学を学びたいと思います。

交流について

――お互いの初対面はいつか覚えていますか

ローゼン 駿太はU18の時のユース合宿で初めて知りました。徳留は一回ユーチューブで見たことがあって、初対面はユースの時ですね。2人とも同じです。

徳留 ローゼンはユースで、駿太は中2の時の全国長身者合宿の時に一緒でした。その時はあまり話してないですけど、高校に上がってから練習試合とかで喋るくらいですね。

お互いの印象について語り合う3人 【早稲田スポーツ新聞会】

――初対面の時の印象は覚えていますか

徳留 ローゼンは結構素って感じですね。すぐ仲良くなる感じでした。駿太は最初ちょっと話しかけにくいんだけど喋ったら意外といける(笑)。

ローゼン そうそう(笑)。

徳留 最初静かだから慣れるまで時間がかかる感じです。

――人見知りなのですか

小野 昔は最初からグイグイいったんですけど、グイグイいったところでその人との関係が浅い、表面上みたいな感じになっちゃうので最初は見極めです(笑)。だから無理に仲良くしにいくというよりは段々仲良くなっていった方が良い関係は築けるという風に自分の18年間を経て気づいたので、段々と仲良くなっていこうかなと思って最初は大人しめにいきます。

ローゼン 本性は隠すんだ(笑)。

小野 本当は叫びたいくらい(笑)。

一同 (笑)。 

――小野選手とローゼン選手はいかがですか

小野 ローゼンは元気って感じで、徳留はそんなに覚えてないんですけど中学校の時は多分頭良いんだろうなって雰囲気のやつでしたね。

ローゼン 徳留は初対面はバレーのことしか考えてなさそうだなって、駿太と一緒で賢いみたいな印象です。駿太は本当にあんまり関わらないのかなって思いました。喋らな過ぎて相性合わないかもって(笑)。

――初対面の印象から現在の印象はどのように変わりましたか

ローゼン 徳留は賢そうであんまり賢くない(笑)。意外と抜けてる。駿太は寮で同部屋なんですけど、ちょっと抜け過ぎてる(笑)。めちゃくちゃ抜けてます。でもバレーになると人が変わるんですよ2人とも。だから俺だけちょっと違う部類(笑)。

徳留 ローゼンは喋る前から結構うるさくて、ユースではローゼンは仲良い人とつるんでて、自分は初めてだったから外で観察しててこっち(大学)に来ても変わらなかったですね。どっちも抜けてるんで(笑)。自分は最初は賢そうなのかなっていうのがあって抜けてるけど、2人は初対面の時から抜けてたのでそのままって感じです(笑)。

小野 ローゼンは最初の印象のまんまで、徳留は賢すぎるが故に子供っぽさがないみたいな。でもたまに抜けてる(笑)。

徳留 結構いろいろ気を遣うっていうか、心配性で考えちゃうが故に馬鹿っぽく見えるって感じですね。

――3人とも抜けているっていう感じですね

一同 (笑)。

ローゼン 聞こえが悪いですね(笑)。

――これまでに対戦経験はありますか

ローゼン 自分は全くないです。

徳留 小野とは公式戦だとインターハイで1回だけですね。練習試合とかは結構やるので知ってはいるけど公式戦は1回ですね。

――これまでに早稲田の先輩との関わりはありますか

徳留 自分は出身が埼玉なので新井さん(新井琉之介、法2=東京・早実)が小・中と相手にいました。兄が学芸(東京学芸大)でリベロをやっているんですけど、その弟って認識をされるってことが多くて。なので早稲田に限らず他のところでもその弟みたいな感じです。

小野 自分は喬平さん(山崎喬平、スポ2=静岡東)と静岡で中学校の時に何回か試合をしたことがあります。

ローゼン 自分はないです。

徳留 新4年生は入れ違いだったのであまりないんですけど、2、3年生は対戦して喋ったことある人が多いです。

――お二人は寮で相部屋で、徳留選手は

徳留 自分は実家です。大学までは1時間ジャストです。

――寮では先輩との交流はありますか

ローゼン 自分は先に入寮していて、その時に梶村さん(梶村颯汰、スポ3=東京・安田学園)と出かけたりしました。

小野 凌吾さん(前田凌吾、スポ3=大阪・清風)の部屋でスマブラしたくらいです。

対談中の小野 【早稲田スポーツ新聞会】

――寮でのエピソードはありますか

ローゼン 朝ごはんが8時半くらいまでで、1回7時くらいに起きるんですけど二度寝して9時に起きちゃうとかはあります。そういう時は朝食べないで昼に朝の分も食べるって感じです。

――2人とも朝は弱いですか

ローゼン 自分はいけるんですけど・・・。

小野 馬鹿弱いです(笑)。今日は朝7時にアラームをかけたんですけど、起きたら10時で。アラームを勝手に消してるみたいなことがしょっちゅうです。ローゼンがいないと寝坊します。

――東京で行ったところや楽しかったところはありますか

ローゼン 梶村さんと行った下北沢とかですね。新宿とか原宿も行きました。

徳留 あまり行かないので、今年大学生になるので行ってみたいですね。遊ぶっていうよりは景色が見たいです。地元はあまり建物がいっぱいある訳ではないし、長野も結構山で都会をあまり経験したことがないので、とりあえず歩くだけでも行ってみたいです。

小野 ローゼンと新宿に行ったくらいです。その時も人が多いしあまり良いイメージはないです。浜松が1番です(笑)。

バレーボールについて

――バレーを始めた時期とそのきっかけについて教えてください

ローゼン 自分は中学1年生で入学して部活動何入るかってなった時に、初めて喋って仲良くなった友達がバレー部に入るってなったのでその子と一緒にバレー部に入りました。

――その時から身長は高かったのですか

ローゼン その時は162、3ですね。

徳留 自分は小1の入学式が午前で終わって、夕方から始めました。母がジュニアの監督をやっていて、そこに兄も3つ上でやっていて自動的に入るみたいな。小学校に入学する前は保護者と一緒にこういう感じなんだって見てました。

小野 自分は小4の時に始めました。きっかけは姉がやっていて自分はそんなにやりたくなかったんですけど、母からやれって言われて嫌々始めたら楽しくて続きました。

――これまでに今と違うポジションをやったことはありますか

ローゼン 自分は中学の頃はずっとアウトサイドをやっていました。中学の時は意外とできたんですけど、高校に入ってからボールの質とかが変わってきてできなくなって。そこからミドルになって高校2年生までやっていて、高3の春高予選が終わった後にオポジットでやって春高はオポジットでした。

――レフト打ちとライト打ちの入れ替えは難しくなかったですか

ローゼン 難しいです。ライト打ちが自分は下手で、自分で自分の打点を下げてしまっているのであまりライトは好きではないです。

徳留 自分はミドル以外はやったことがあります。セッターは中1で人数が少なくて上げる人がいないから「お前上げろ」みたいな。先輩たちにスパイカーがいてセッターがいなくて、練習中にオーバーパスをやっていたら「お前いいじゃないか」みたいに言われて、それからやったって感じですね。同期が試合に出るようになって中2で終わりました。大体サイドですね。

――特に楽しかったポジションはありますか

徳留 セッターは中学はオープンしか上げなくて、引退したらセッターやって遊んでいました。松国(松本国際)の監督に最初「セッター練習をやってみろ」と言われて、セッターやったら全日本にいけるみたいに言われたけど結局やらなかったです。

小野 自分はずっとレフトです。

対談中のローゼン 【早稲田スポーツ新聞会】

――今のポジションになったきっかけはありますか

ローゼン レシーブができないからです(笑)。

徳留 ありがち(笑)。自分のきっかけは身長が高くて小学校のころからレシーブがスパイクよりも好きで。スパイクは派手で豪快なのが好きって言う人もいるけど、自分はあまりそっち向きじゃなくてレシーブの方が楽しい印象があって。そこから中学でサーブレシーブが得意になってって感じですね。

小野 小学校はリベロとかなくてバックでずっとうろちょろしていたんですけど、試合の日に休んだ先輩がいて、その人の代わりに前衛に入ったら小学校のレベルなので意外と簡単で、それでやっていて気づいたらずっとレフトです。

――他のポジションをやってみたい気持ちはありましたか

小野 遊びでセッターとかをやったりはして、楽しいんですけど気持ちよくはないです(笑)。

――高校バレーを引退してから早稲田に合流するまでどのような生活を送っていましたか

ローゼン 自分は高校の時あまりオフがなかったので思いっきり遊びました。

徳留 自分は退寮の1月の30日くらいまで、春高予選で負けて1、2カ月は下級生の面倒を見てずっとバレーをやっていました。2月1日ぐらいにこっちに帰ってきてからもう早稲田の練習で、オフなしでずっとフル稼働でここに来てからもう1カ月半くらい経ってます。

小野 食っちゃ寝、食っちゃ寝です。

一同 (笑)。

小野 で、けがして、遊んで、食っちゃ寝、食っちゃ寝です。太りました。ばちばちです。

――徳留選手は埼玉県出身で、なぜ高校は長野県の松本国際高を選ばれたのですか

徳留 自分はずっとオープンしか打っていなくて、中学の監督に「速いのも打てるようになれ」と中学の部を引退した後に言われて、「速いところってどこだろう」って見たら、ちょうど松本国際が柳田さん(柳田歩輝、筑波大)の代で優勝して、「速くても強いところがあるんだ」と思って、それがかっこよかったのが1つです。それと、(松本国際の)監督が直々に埼玉まで見学に来てくださって、「(松本国際は)どうだ」みたいなのを言われて、結構固まりました。ほかにも推薦はいただいたのですが、松国があったので、松国にしようと思いました。

早稲田について

――早稲田を選んだ理由は

ローゼン 自分は他の大学からも推薦をいただいていたんですけど、早稲田から推薦をいただいたときに、松井先生(松井泰二監督、平3人卒=千葉・八千代)から「その高さで大学のバレーを盛り上げてほしい」と言われて、ちょっと頑張ろうかなという思いで早稲田を選びました。

徳留 自分は喜入さん(喜入祥充、平30スポ卒=現サントリーサンバーズ)が好きで、小学校低学年の時にその試合を見て、「あ、早稲田行きたいかも」ってその時に思いました。小学校から「大学行きたいな」と思ってたけど、上のリーグだったから「そこまで行けるかな」って思いながらずっとやってて、高2のインターハイがベスト4だった時に、「早稲田から誘いが来たよ」みたいに言われて。自分は第一が早稲田だったけど、他の大学からも推薦をいただいたので、「一応考えておいて」って言われて、結構親とも相談して。でも自分は早稲田に小さいころから行きたかったので、夢が叶ったというか、(推薦が)来たときはうれしかったです。

小野 いろんな大学から話はいただいてたんですけど、早稲田というブランドがかっこいいなと思ったのが1つと、推薦の話をもらった時に、過去にもらえたのがすごい選手ばかりだったというのを聞いて、「うれしいな」と思って早稲田を選びました。

――小野選手、ローゼン選手はいつごろから早稲田を意識していましたか

ローゼン 中学1年生でバレーを始めたときに何をすればいいかわからなくて、とりあえず動画を見まくっていた時に早稲田大学の動画が出てきて、そこで初めて知りました。最初は大学までバレーがあるって知らなくて、高校で終わりだと思ってたから、大学でもリーグ戦とかあるというのと、早稲田が強いというのを知りました。

小野 推薦の話をいただいたときからです。高2のときです。

――憧れの先輩・選手は

小野 俺いる。大谷翔平選手です。

一同 (笑)。

小野 違うじゃん。人じゃん。人として。

ローゼン 確かにそうだけど。

徳留 バレーボールじゃないの(笑)。

小野 だってさ、すごいじゃん。めちゃめちゃすごいじゃん。普通だったら天狗になるのにならない。俺だったらなります!(天狗の鼻を作るしぐさをして)ここまで伸びます!

一同 (笑)。

徳留 自分はポーランドのクビアク選手を結構お手本にする感じですかね。スパイクもどっちもできるみたいな感じで。

ローゼン 自分はポーランド代表のウィルフレド・レオン選手です。圧倒的感がめっちゃ好きで。

徳留 たしかに。

ローゼン 自分もいつかそんな存在になれるように頑張ります。

小野 お前圧倒的すぎだって(笑)。

――早稲田の練習に参加してみていかがですか。高校バレーとの違いは感じますか

ローゼン 最初に来た時に大学生の力はやっぱりすごいと思ったのと、量より質というのが感じられるなと思いました。

徳留 高校はゲームで慣れるという感じだったけど、大学は個人の技量を伸ばすというのが来て感じた違いです。

小野 大学はやることすべてに無駄がないというか。社会に出て必要になったり、自分がプレーする上で必要であったり、必要性が高いということを感じます。

――先輩への印象は

徳留 とても頼りになる先輩だと思います。言ったら教えてくれるし、話したことがある人が多いので、いろんな人から助けてもらっています。

小野 みんな、めちゃめちゃ優しいです。

――先ほど徳留選手、ローゼン選手からはお話がありましたが、小野選手はこれまでに早稲田の試合を見たことはありますか

小野 俺が早稲田を見たのは、自分が早稲田に行くって決めたときにどういうバレーをしているのか確認する感覚で見てました。

春リーグに向けて

対談中の徳留 【早稲田スポーツ新聞会】

――今のご自身の武器は何ですか

ローゼン ジャンプ力と高さです。

徳留 自分はレシーブが得意なので、レシーブかなと思います。

ローゼン (小声で)圧倒的なパンチ力。

小野 あー。圧倒的なパンチ力で。

一同 (笑)。

小野 あとは、試合とかに出て大崩れしないというのは自分の強みかな。安定したプレーができるのと、たまに大当たりのときがあって、大外れはないです。

――理想の選手像は

ローゼン 自分はレシーブもできるようになって、オポジットやアウトサイドヒッターでも打点を生かして、100%くらいの人になりたいです。

徳留 自分はレシーブが得意なので、レシーブもしながら攻撃できる、厄介な選手になりたいです。

小野 攻守ともに安定して、ほかと比べられたときに「1番すごいな」と思われる選手になるのと、社会性の高い人間になりたいと思います。

――春リーグまで1か月を切りましたが、仕上がりはいかがですか

ローゼン 自分、春高の時はオポジットで出たと言ったのですが、前衛のときはミドルの位置でブロックをして、そのままミドルで攻撃していたのですが、そのときもずっと高いトスを打っていたので、自分の打点を見つけられたのですが、速いクイックをあまりやってこなくて。速いクイックをやると打点がバラバラになってしまうので、今打っているんですけど、クイックに入るのが遅くてあまり合わないというのがあるので、どうやって入るのかというのを先輩に聞きながらやっています。

徳留 自分は今はあまり変わっていないと思うのですが、筋肉というか体づくりを頑張ろうかなという感じですね。小野とかローゼンみたいに高く跳んだり、強くスパイクを打ったりとかはできていないので、とりあえずは体作りからしていこうと思います。

小野 ずっと休んでいて体がなまっているので、まずは怠け者のカラだからスポーツ選手の体に変えて、そこから食事や睡眠、メンタルのケアだったりをプロ意識をもってやっていければなと思います。

――春リーグで注目してほしいプレーは

ローゼン 打点の高いクイックです。

徳留 レシーブ力です。

小野 全部見てほしいです。

一同 (笑)。

ローゼン 存在?

小野 存在。「ああー、俺だ!」って。

徳留 「俺だ」って自分で(笑)。

小野 俺が出た瞬間俺だけ見てほしいですね。気持ちはね。

――1年目の目標は

ローゼン しっかりと大学のバレーボールに慣れて、試合に出られるように、先輩たちを抜かせるように、先輩たちよりもより質の高い練習をして、大学バレーの中でも名が上がるような選手になりたいです。

徳留 まだ入って1か月くらいしか経っていないので、まずは知ることからかなって。たぶん自分の思っているようにはならないと思うので、まずは何をすればいいのかとかを勉強していきたいと思います。

小野 1年生から試合に出れたら経験がたくさん詰めると思うし、出れなかったとしても出れない悔しさをバネに練習でもっと何が足りないのか考えながらプレーできると思うので、その状況ごとに得られるものはあるので、得られるものをしっかりと得て、さらに意識を高くして1年生からスタメンを取れるような選手になりたいです。

――大学生活を通しての目標は

ローゼン 法政大学に行った髙橋慶帆選手も途中からジェイテクトに行ってたりすると思うんですけど、自分も早稲田大学でバレーをやっていくにつれてVリーグとかにも視野を広げていけたらなと思っています。

徳留 自分は宮浦健人さん(令3スポ卒=現ジェイテクトSTINGS、Paris Volley)が例で。高校卒業してVリーグに進む道もあったけど宮浦さんは早稲田大学に進んで、大学4年間で基礎とかを学んで全日本でも活躍するようになったというのを見て、その4年間は大きいんだなって思って。大学4年間は高校とは違って自分からやるというのが付いてきて、この4年間でどれだけ努力できるかでそのあとの人生が変わるかなと思うので、自分で自分を律せるようにします。

小野 ローゼンも言っていたのですが、19、20歳でVリーグやシニアに入る人がいて、自分もそういうところに入る年代だということを再度認識して、まずは早稲田で社会性やプレーの基礎、人としてのあり方をしっかりと学びたいです。大学は大人になるための準備だと思うので、社会に出て通用したり、頼れる人間になりたいです。

【早稲田スポーツ新聞会】

◆小野駿太(おの・しゅんた)※写真右
2005(平17)年12月6日生まれ。身長186センチ。最高到達点340センチ。静岡・聖隷クリストファー高出身。スポーツ科学部1年。新たな環境でたくさんのことを吸収し、『成長』していく小野選手に注目です!

◆徳留巧大(とくとめ・こうた)※写真中央
2005(平17)年7月15日生まれ。身長190センチ。最高到達点335センチ。長野・松本国際高出身。スポーツ科学部1年。幼いころからの早稲田への憧れを貫いた徳留選手。大学でも『初志貫徹』の精神で挑みます!

◆ローゼン・マーク有廉ジュニア(ろーぜん・まーくあれんじゅにあ)
2005(平17)年4月13日生まれ。身長191センチ。最高到達点348センチ。茨城・土浦日大高出身。スポーツ科学部1年。新入生らしく、さまざまなことに『挑戦』する1年にします!
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著者プロフィール

「エンジの誇りよ、加速しろ。」 1897年の「早稲田大学体育部」発足から2022年で125年。スポーツを好み、運動を奨励した創設者・大隈重信が唱えた「人生125歳説」にちなみ、早稲田大学は次の125年を「早稲田スポーツ新世紀」として位置づけ、BEYOND125プロジェクトをスタートさせました。 ステークホルダーの喜び(バリュー)を最大化するため、学内外の一体感を醸成し、「早稲田スポーツ」の基盤を強化して、大学スポーツの新たなモデルを作っていきます。

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