両者合計6得点の激しい撃ち合いは互いに譲らず|マンチェスター・シティ

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アウェイのレアル・マドリード戦は3-3の引き分けに終わる

【©️ManCity】

マンチェスター・シティはチャンピオンズリーグ準々決勝・ファーストレグ、レアル・マドリード戦をサンティアゴ・ベルナベウで戦った。

プレミアリーグ第32節、アウェイのクリスタルパレス戦を勝利で収めたマンチェスター・シティは、過密日程が続く中、アカンジやコバチッチがスタメンに名を連ね、怪我から復帰したグヴァルディオルが先発へと復帰した。またウォーカーとアケは怪我によりベンチ外、そしてケヴィン・デ・ブライネが直前に体調不良を訴えてベンチスタートとなった。

試合開始2分、早々に試合が動く。ペナルティエリア前のフリーキックをベルナルドがダイレクトでゴールを狙い、不意を突いたボールがそのまま枠の中へ。シティが先制に成功する。

しかし12分、右サイドのカルバハルからボールを受けたカマヴィンガが中へ切り込み、そのままフィニッシュ。ルベン・ディアスが防いだものの、ボールの勢いは止まらず、ディフレクションしたシュートにオルテガも逆を突かれ、1-1の同点へ。

さらに14分、ヴィニシウスが裏へのボールを送り、ロドリゴの素早いランニングでボックス内まで運ばれると、アカンジの足をすり抜ける低いシュートを放たれ、レアル・マドリードに逆転を許す。

その後はシティが普段通りボールをコントロールしていたが、中々得点には至らず、2-1で前半を折り返す。

【©️ManCity】

レアル・マドリードが1点リードしたまま迎えた後半は、選手を入れ替えずにスタート。

ポゼッションを維持しているが決定的なチャンスを作れず、相手にカウンターを許す厳しい状況が続いていたマンチェスター・シティだったが、ようやく突破口を見つける。

66分、シルバが右サイドからワイドに展開し、ボックス端のストーンズが折り返すと、フリーで走り込んだフォーデンがGKルニンの届かないゴール左上隅へと鮮やかなフィニッシュを決め、試合を振り出しに戻す。

さらに71分、マンチェスター・シティが安定したボール運びで前線に推し進めると、左サイドでカルバハルと対峙したグリーリッシュはペナルティエリア外へボールを一旦戻す。オーバーラップしてきたグヴァルディオルが自らゴール上隅へとボールを叩き込み、マンチェスター・シティが逆転する。このシュートはグヴァルディオルのマンチェスター・シティでの初ゴールとなった。

1点リードしたマンチェスター・シティだったが、79分。途中出場したレアル・マドリードのモドリッチが前線へとボールを回し、左サイドのヴィニシウスからクロスを受けたバルデルデにダイレクトシュートを決められた。

一進一退の攻防が繰り広げられたハイレベルな戦いは、ファーストレグで両者合計6得点を生み出しながらも引き分けに終わった。マンチェスター・シティは、4月13日にプレミアリーグ第33節ルートン戦を挟んで、4月18日にチャンピオンズリーグ準々決勝の2戦目をホームで迎える。
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著者プロフィール

マンチェスター・シティFCは、1880年に設立されたイングランド・マンチェスターに本拠地を置くサッカークラブで、プレミアリーグに加盟しています。44シーズンぶりとなるリーグ制覇(2011-12シーズン)や、プレミアリーグ史上初の勝ち点3桁でのリーグ優勝(2017-18シーズン)など、近年世界で最も勢いのあるクラブとして知られています。

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