2024シーズンは計16試合を開催予定! パ・リーグの地方球場試合一覧
2022年4月に県営大宮球場で完封勝利をマークした今井達也投手 【(C)パーソル パ・リーグTV】
今季はパ・リーグ4球団が計13球場で16試合(パ・リーグ主催の一軍公式戦のみ)の開催を予定している。今回は凱旋選手など、注目ポイントをピックアップして紹介していこう。
東北楽天主催試合
・福島:5月31日(金)対東京ヤクルト
・山形:6月28日(金)対埼玉西武
・弘前:7月2日(火)対オリックス
・盛岡:7月3日(水)対オリックス
東北楽天は球団創設20年目を記念し、一軍公式戦主催試合を東北全県で開催を予定している。秋田のこまちスタジアムは、2年ぶり12回目の開催だ。前回開催となった2022年6月21日の試合では、地元出身の吉田輝星投手(当時北海道日本ハム)が先発マウンドに上がり、球場が大きな拍手に包まれた。その吉田投手は今季からオリックスへ移籍。再びの凱旋登板となるか、注目したい。
埼玉西武主催試合
・前橋:8月20日(火)対オリックス
埼玉西武は、県営大宮球場で2試合、前橋の上毛新聞敷島球場で1試合の計3試合を開催予定。昨年4月に行われた大宮での千葉ロッテとの一戦では、今井達也投手が7回まで無安打に抑えるなど、9回138球2安打11奪三振無失点で完封勝利をマークした。
一方の前橋では、2019年以来5年ぶりの開催となる。地元出身の高橋光成投手は、2016年・2019年の2試合で凱旋登板を果たしているが、いずれも白星とはならなかった。3年連続2桁勝利を挙げているエースは、今季こそ故郷に錦を飾ることができるか。
オリックス主催試合
オリックスは5月14日、15日に沖縄セルラースタジアム那覇で、千葉ロッテとの2連戦が予定されている。沖縄県での主催試合は8年ぶり。前回開催の2016年7月の試合では、同県出身の大城滉二選手が先制犠飛を放つなど、勝利に貢献する活躍を見せ、地元のファンを湧かせた。大城選手に加え、宮城大弥投手、比嘉幹貴投手、宜保翔投手と多くの沖縄出身の選手が在籍するオリックス。4選手の凱旋も楽しみだ。
福岡ソフトバンク主催試合
・北九州:4月11日(木)対北海道日本ハム、6月21日(金)対千葉ロッテ
・宮崎:5月11日(土)対オリックス
・鹿児島:5月12日(日)対オリックス
・長崎:8月28日(水)対オリックス
福岡ソフトバンクは、「ファイト!九州デー」と題し、熊本・宮崎・鹿児島・福岡・長崎の九州5県で開催を予定している。各試合では、九州各地で湧き起こる “熱” をコンセプトにした「熱気」デザインに、レボリューションイエローの「熱気」が九州全体を結び付け、大きなエネルギーになるという願いが込められた、限定ユニフォームが配布される。
「ファイト!九州2024」ユニフォーム 【©SoftBank HAWKS】
さまざまな楽しみ方ができる地方球場ゲーム
文・杉森早翔
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