前田の開始21秒弾も、グラスゴーダービーはドロー決着|セルティックFC

セルティックFC
チーム・協会

【©CelticFC】

グラスゴーダービーは3-3の乱打戦に

2024年 4月7日(日)

グラスゴー、アイブロックス

レンジャーズ 3-3 セルティック

(前田 1’ オライリー 34’ イダ 87’)

スコティッシュ・プレミアシップ第32節、セルティックは最大のライバル、レンジャーズと対戦。スコットランド名物グラスゴー・ダービーは、1試合消化が多いセルティックがレンジャーズとの勝ち点”1”差の74ポイントで首位の状態で行われ、今シーズンの優勝を占う大事な一戦となった。

スタジアムの座席を巡る安全策として、セルティックファンが入場禁止されたアイブロックス・スタジアムでのアウェイゲーム。試合前から盛り上がりを見せる大一番は、意外にもキックオフ直後にスコアが動く。

開始から僅か21秒、ロングボールが相手DFとGKの間に流れ、前田が懸命にボールを追う。相手DFはタッチラインにクリアをしたが、前田が伸ばした足にそのボールが当たり、軌道が変わってそのままゴールイン。思わぬ形でセルティックが先制する。また21秒での得点は、今季のリーグ戦に置いて最速ゴールとなった。

続いて34分、センターリングに前田が頭で合わせてボールの軌道が変わると、相手DFの腕にボールが直撃。ハンドでPKを得たセルティックは、キッカーを務めたオライリーがゴール中央にシュートを沈め、スコアを2-0とする。

2点リードで迎えた後半、55分と86分にレンジャーズにゴールを許しスコアは2-2となったが、セルティックの交代選手が躍動する。

失点から1分後、途中出場のベルナルドが前線にパスを出すと、こちらも途中出場のイダが相手の股をぬくシュート。見事なフィニッシュでスコアを3-2とする。

しかしながらアディショナルタイムに、レンジャーズのマトンドがカットインからスーパーゴール。優勝を占うグラスゴーダービーは3-3の乱打戦で幕を閉じた。

1試合消化が多いセルティックが、勝ち点1差の75ポイントでリーグ首位に立っている。
  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

セルティックFCは1887年に設立されたイギリス・スコットランドの名門サッカークラブで、グラスゴーに本拠地を構えます。世界的に有名なサッカークラブで、2005-06シーズンから2008-09シーズンまで中村俊輔選手が、2007-08シーズンから2009-10シーズンまで水野晃樹選手が所属していました。特に2006年11月、チャンピオンズ・リーグのマンチェスター・ユナイテッド戦で中村選手が決めたフリーキックは、現在でもファンの間で語り継がれています。

新着記事

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着コラム

コラム一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント