ボートレース大村の「G1開設72周年記念 海の王者決定戦」はきょう7日、開幕する。シリーズ4日目の児島がデイレースなのに対し、大村はナイターレース。大村のオープニング第1Rのスタート展示予定時刻は午後2時55分だ。

その大村第1Rには、前検日にいいタイムを出したメンバーが2人おり、一騎打ちもありそう。いきなり注目の好カードが組まれているのだ。

【大村 初日１R】
1号艇　桑原　悠　6秒83（3位タイ）
2号艇　竹田辰也　6秒95（43位タイ）
3号艇　枝尾　賢　6秒81（1位タイ）
4号艇　山口　剛　6秒86（11位タイ）
5号艇　丸野一樹　6秒91（33位タイ）
6号艇　石丸海渡　6秒86（11位タイ）

エースモーターを引いた上田龍星と同じ前検タイムをマークした枝尾賢(福岡支部42歳)【写真2枚】はディフェンディングチャンピオン。初日は1Rと9Rの2走だ。枝尾は昨年11月の開設71周年記念を2号艇なが4コースカドまくりで優勝。エース機を駆使し、自身2つ目の記念タイトルを獲得したこともあり、4月末日締切の来期適用勝率は7.48と自己記録を更新中。今期適用勝率7.44を超えればキャリアハイとなる。

「ターン回りはダメですが、伸びは強めで他と比べ余裕がありました」と、前検日に語っている枝尾賢はプロペラ巧者。「自分の形にして反応をみたいです」と語るように、調整方法も確立している福岡の中軸である。

初戦1Rは、改善された舟足を生かしたまくり差しが基本。バックストレッチで桑原悠とのマッチアップが期待できそうだ。注目したい。