プレミアリーグ第32節、リーグ3位のマンチェスター・シティはアウェイでクリスタル・パレスと対戦した。前節アストン・ヴィラ戦から中3日と過密日程での試合となり、グアルディオラはローテーションを採用。ベルナルドやフォーデンといった主力を休ませ、リコ・ルイスやオスカー・ボブといった若手を起用した。

試合は開始から僅か3分で動く。クリスタル・パレスが自陣でボールを奪うと、前線に一気にカウンター。GKオルテガと1対1を迎えたジャン＝フィリップ・マテタがコースを突く巧みなシュートを決め、シティは相手にリードを許してしまう。

それでも13分、左サイドでボールを受けたデ・ブライネがカットインから強烈なシュート。鋭くカーブのかかったシュートがファーサイドのゴールネットを揺らし、キャプテンの華麗なゴールで試合を振り出しに戻す。

その後もシティはボールをキープし、一時は90%のポゼッション率を記録したが逆転ゴールは生まれず、1-1で前半を折り返した。

後半開始から僅か2分、シティのホープが結果を残す。グリーリッシュが左サイドかクロスをあげると、ボールを受けたリコ・ルイスがワントラップからシュートを放ち、逆転ゴールを手にする。

さらに66分、再び左サイドからグリーリッシュ、デ・ブライネと繋ぎ、ゴール中央への折り返しに反応したハーランドがチーム3点目を記録した。

そして70分、ボックス内でロドリのくさびを受けたデ・ブライネがダイレクトで強烈なショット。スコアを4-1とさせ、勝負を決定づけた。

その後失点を許したマンチェスター・シティだったが、終わってみれば4-2で試合終了。無事に勝ち点3を獲得し、リーグ首位奪還の機会を虎視眈々と狙っている。