セレッソ大阪【J1リーグ第7節 C大阪vs.新潟】3連戦ラストマッチ。アウェイの連続で日程はハードだが、全員でコンパクトな守備を心掛けて、勝点3を目指す

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【CEREZO OSAKA】

雨中の激闘となった前節の柏レイソル戦から中3日。セレッソ大阪は、再び敵地に乗り込み、アルビレックス新潟との明治安田J1リーグ第7節に挑む。

アウェイ連戦ということもあり、今節へ向けては帰阪せず関東近郊で準備を重ねたセレッソ。90分を通して強度も高く、攻守の切り替えが激しいスピーディーな展開だった前節を受けて、まずは心身の疲労回復に主眼を置いて調整を行った。今節を前に指揮官は「大きな問題はなく、心身ともにリフレッシュを図ることができた。短時間ではあるのですが、やるべきことも整理して試合に臨める、素晴らしい準備ができた3日間でした」と振り返る。リーグ3連戦の3戦目となる今節も、前節と同様、チーム一丸で戦っていきたい。前節は交代枠を早めに使い切り、主力の負担軽減も図りつつ、北野颯太、柴山昌也、山田寛人ら途中出場の選手がチャンスを作り何度もゴールに迫った。外国籍選手の脅威に加え、そうした若手選手たちもチームを活性化することで、連戦のラストを乗り越えたい。

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試合を展望すると、プレスの強度が高く、コンパクトな堅い守備から速い攻撃を仕掛けてきた柏に対し、新潟はパスの本数も多く、しっかりとボールを握りながら前線でのコンビネーションも織り交ぜて崩してくる。そうした特長の異なる相手に対し、セレッソとしては、今節は守備でいかにコンパクトさを保ちながら、組織的にボールを奪えるかが焦点となる。新潟のアタッカー陣に時間とスペースを与えないよう、「チームとして(前節からの)意思統一をした守備」(舩木翔)を心掛けたい。その上で、今季、取り組んでいるビルドアップとカウンター、サイドと中をうまく使い分けつつ、ゴールを目指したい。前節は前後半を通じてクロスにあと一歩、というシーンも散見されただけに、今節はラストパスとフィニッシュの精度を高め、しっかりと合わせていきたい。

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アウェイでの新潟戦といえば、昨季はシーズン最終節に行われたが、奮闘むなしく0-1で敗れ、順位も9位に下げてフィニッシュした。ただし、この試合後の会見で小菊昭雄監督は、「課題を早めに全員で共有できたことはプラスだと思っています。来季はセレッソ大阪30周年の記念すべき年でもあります。しっかりと準備をして、自分たちの目標に向けてやっていきたい」と力強く述べた。迎えた今季は、まさにこの言葉通り、昨季終盤に課題として挙がった攻撃面での修正も施して、開幕からの6試合全てで先制点を奪うことに成功している。雨が降りしきる悪天候の中で行われた昨季最終節とは異なり、今節は天気も良好の中での試合が予想されている。新潟での桜の開花も近づいている中、開幕からの負けなしを7に伸ばす勝点3を掴み取り、大阪へ戻りたい。
(文=小田尚史)
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