【ラグビー/NTTリーグワン】悲願達成への不可欠なピース。 さあ、暴れよトライゲッター<東芝ブレイブルーパス東京>

6試合ぶりに先発メンバーに名を連ねたジョネ・ナイカブラ選手 【©ジャパンラグビーリーグワン】

東芝ブレイブルーパス東京(以下、BL東京)は4月7日、秩父宮ラグビー場でクボタスピアーズ船橋・東京ベイ(以下、S東京ベイ)と対戦する。

リーグ戦2位のBL東京に、頼りになるトライゲッターが帰ってくる。日本代表としてラグビーワールドカップ2023フランス大会でも活躍したジョネ・ナイカブラが、6試合ぶりに先発メンバーに名を連ねた。

「(欠場期間中から復帰に向けて)徐々に積み上げてきました。試合に出場することが待ち遠しいです」

今季は開幕節の静岡ブルーレヴズ戦で圧巻の4トライ、第2節の東京サントリーサンゴリアス戦では松島幸太朗に競り勝ってトライを奪うなど、好調なスタートを切ったが、第3節のコベルコ神戸スティーラーズ戦、第6節のトヨタヴェルブリッツ戦はともに前半途中に負傷交代をしていた。

離脱期間中もチームは好調を維持し、ここまで10勝1敗としているが、悲願の優勝に向けて、圧倒的なスピードで局面を打開するジョネ・ナイカブラの存在は欠かせない。ただ、物静かで謙虚なエースは目の前の一戦に集中している。

「1試合ずつにフォーカスし、プランに基づいて遂行することが大事です。S東京ベイは体の大きな選手が多いので、ディフェンスのラインスピードを上げていきます。(個人的には)自分のところにボールがこなくても、しっかりと動きます。また、(相手の)キックに対して注意を切らないようにします」

1年前には愛娘が誕生。「彼女が成長していく姿を見られることが本当にうれしいです」と優しく微笑んだジョネ・ナイカブラは、グラウンドでは“もう一つの家族”とともに戦う。

「(チームメートの)兄弟たちと試合をすることを本当に楽しみにしています。自分の役割にフォーカスし、トライができれば最高です」

(安実剛士)
  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

ジャパンラグビー リーグワンは、「あなたの街から、世界最高をつくろう」をビジョンに掲げ、前身であるジャパンラグビー トップリーグを受け継ぐ形で、2022年1月に開幕した日本国内最高峰のラグビー大会です。ラグビーワールドカップ2023を控え、セカンドシーズンとなるリーグワン全23チームの熱戦をご期待ください。

新着記事

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着コラム

コラム一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント