「私たちのハングリー精神を覚醒させた」
カタコンベからのピュアな歓喜。スタンドから溢れるエモーション。ピッチに立つ11名とミュンヘンのアウェイスタジアムに集まった8000人のBVBサポーターは、ドイツ時間3月30日に行われたFCバイエルン戦で0−2のクリーンシートだけでなく、およそ10年ぶりとなるブンデスリーガでの勝利に酔いしれた。
【BVB】
エディン・テルジッチ監督が試合を振り返る。
「守備面では、安定した土台を築くことができた。全員が全力を尽くしていた。あのようなパフォーマンスを見せ、この場所でこのような結果を残せるとは、多くの人が信じていなかっただろう。今日の結果は、私たちのハングリー精神を覚醒させた」
【BVB】
マッツ・フンメルスも、バイエルン戦を通じて確かな自信を得たようだ。
「僕らにとって今日の試合は、自分たちなら目標達成できるということを、チームとして示すことのできた内容だった。いい守備ができれば、トップチームを相手にしても、望んだ結果を残せる。4月の試合でも、同じことをするだけだね」
フンメルスが言うように、シーズン終盤に向かって4月は重要な試合が控えている。アトレティコ・マドリードとのUEFAチャンピオンズリーグ準々決勝2試合(10日・16日)を挟みながら、シュトゥットガルト、メンヒェングラートバッハ(13日)、そしてリーグ首位を走るレバークーゼン(21日)、ライプツィヒ(27日)と、どの試合も負けられない。
「極めて重要な数週間と試合が待っている」
試合後の公式会見で、テルジッチ監督も自信をのぞかせた。
「今日のパフォーマンスを習慣化することができれば、世界中のどのチームも我々と対戦することは難しくなるだろう」
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